意外と穴場かも?マグロやホタテなどの「3色丼」が美味しい
前回紹介した「宿屋つばき」に宿泊したんですが、素泊まりだったので早々にチェックアウトして朝ごはんを食べていきたいと思います。
で、「宿屋つばき」をはじめ、浅虫温泉は流れが非常にいい国道4号沿いにあるので、そのままサクッと国道7号環状バイパスに合流して「青森市中央卸売市場」まで向かいます。
青森市内には青森駅前をメインに、どちらかといえば観光客向けの市場が点在していますが、こちら「青森市中央卸売市場」は完全に業者向けの巨大市場となっています。
ってわけで普通の観光客ならまず用がないかと思いますが、敷地内にある食堂に関しては一般の人でも利用可能となっています。 それがこちら、「青森市中央卸売市場 市場食堂」です。
水産市場もありますがやや内陸側にあり、国道7号環状バイパスから国道103号を十和田湖方面へ約1㎞すすみ、ちょっと国道103号かは離れたところにあります。
広大な市場ですが出入口は北側1か所しかないのでそこから入り、右に曲がり右手すぐの建物です。 駐車場も市場食堂前に駐車可能。
食堂メインの建物なので、わざわざ業者さんがウヨウヨ居そうな市場棟に立ち寄らなくてもOKなのは行きやすいですね。
ちなみに市場食堂らしく朝6時から営業しているので、青森のおいしい魚介を朝から食べられるというのもポイント高いかと。 内装はザ・市場の食堂っぽい雰囲気満載ですが、変に観光地化されてなくてむしろ好き。
テーブル席もそこそこあって広いので、ある程度混雑していても大丈夫じゃないでしょうか。
メニューとしてはまさに市場関係者向けなラーメンや定食ものや単品おかず類など、普通の大衆食堂にあるメニューも多いですが、値段はどれもリーズナブルな価格。
そんな中にもまぐろやホタテといった魚介類をメインにした海鮮丼もいくつかあります。
海鮮丼というよりは魚介類1種類の丼ものか2~3種類の魚介類を選ぶ「二色丼・三色丼」がメインですね。
選んだのは「なかおち・ひらめ」の二色丼 1350円(当時)。 みそ汁と青森名物の山芋とろろ付き。 三色丼ですが1品減らして二色丼にすることも可能。
旅行前の計画では八戸で有名なひらめ丼のお店に行くつもりでしたが、スケジュールの都合で断念。 その代わりといっては何ですが、こちらで青森名物のひらめを食べてみたいと思います。 ボリュームとしてはボリューム満点ってわけではなく、まぁこんなものかなレベル。
ですが、特にまぐろのなかおちは絶品でして、程よく脂が乗っている部分もあって今まで食べたマグロの中でも上位の美味しさでした。
ヒラメは漬けではなくそのまましょうゆを垂らして食べる感じでしたが、淡泊な味わいながらもヒラメのうまみもあったかなと。 でもどちらかというとマグロのほうに感動したかな?
こちらは「うに・ほたて」の二色丼 2300円(当時) 青森といえばウニもホタテも有名ですからねー。
んー、ウニがちょっと寂しい気もしますが、2300円ならまぁこんなもんでしょうか。
ウニといえば北海道かもですが、三陸沿岸や陸奥湾の青森・岩手・宮城らへんもウニの名産地として有名。 ウニはムラサキウニだと思われますが、ミョウバン付けされてなくて苦みやクセもなくおいしかったです。
ホタテも青森を代表する魚介類でして、こちらもプリップリで臭みもなくて美味しいホタテでした。
市場食堂ながら2300円はちょい高額な気もしますが、おそらく青森駅前の観光客向けの市場食堂よりはコスパいいんじゃないでしょうか。
あっちはあっちで観光客にウケそうなシステムだったり豪華そうな海鮮丼もあったりしますが、もっとシンプルな海鮮丼を味わいたい&車を持っているなら中央卸売市場の市場食堂という手もアリだと思います。
料金:各種丼・定食(海鮮系除く)で1000円以内、海鮮系の丼や二色・三色丼で1000~2000円台
バイク駐輪場:食堂棟前に駐車可能、無料/四輪と共用
営業時間:6:00~14:00(13:30L.O)
定休日:水曜・日曜
HP:X(Twitter)/青森市中央卸売市場 『市場食堂』
【訪問時期:2023年6月/最終更新:2024年4月】
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