【撮】　鵜の巣断崖　★★★★☆　【下閉伊郡田野畑村】

北三陸リアスを代表する絶景展望台！

　鵜の巣断崖は久慈市と宮古市の中間にある田野畑村の、三陸沿岸部の断崖を望む景勝地として有名なところです。
　これより北に弁天崎や大山崎など、鵜の巣断崖と並ぶリアス式海岸の景勝地がありますが、鵜の巣断崖は国道45号や自動車専用道の三陸道からのアクセスが良く、比較的アクセスしやすい景勝地だと思います。

　国道45号線から鵜の巣断崖までは一本道ですが、その道中の景色も中々よさげです。　海から近いものの、断崖の上にある丘陵地帯なので意外なほど山深さを感じます。

　ミニ北海道みたい？な牧草ロールがある風景を見つつ、鵜の巣断崖へ向かいます。

　駐車場から鵜の巣断崖までは、よく整備された遊歩道を歩いていきます。　緑のトンネルの中を歩いて５分ほど･･･

　鵜の巣断崖展望台。　森の中から突如開けたかのように海が見えます。

　とても自然にできたとは思えないほど規則的な波状の断崖が印象的です。

　三陸沿岸部に長く続くリアス式海岸ですが、ここまで豪快に削られたリアス式海岸を実感できる場所は早々ないと思います。　これぞリアス式！って景色ですね。

　鵜の巣断崖はその名の通り、ウミウやカワウがよく巣を作っていることからそう言われています。　天敵の少ない断崖絶壁に巣を作ることで知られています。
　写真ではよくわからないけど、所々白くなっているところがあり、それらはウミウやカワウの糞ということです。

　鵜の巣断崖(北側)に対してこちらは南側。　大きく弧を描いた海岸が見えますがやはり北側の方がインパクト大。

　北山崎からのリアス式海岸もなかなかのものでしたが、　鵜の巣断崖は比較的スマートにリアス式海岸の絶景を見られることがポイント高いです。　三陸海岸らしい迫力のある景色を見たいなら抑えておくべきスポットです。