【撮】　北山崎展望台　★★★☆　【田野畑村】

三陸リアス海岸を眺める絶景スポット

　北山崎展望台は宮古市と久慈市のちょうど中間地点にあたる田野畑村にある景勝地で、三陸海岸特有のリアス式海岸をはっきりと眺めることが出来る展望台として有名な場所です。

　同じく田野畑村にある鵜の巣断崖と一緒に紹介されることが多いですが、北山崎の方が観光地としての知名度が高くて設備が充実していて、散策エリアも広めで時間をじっくりかけて散策できます。
　対照的に鵜の巣断崖は比較的観光客は少ないものの散策するには充分な設備が整っていて、シンプルな散策エリアなので北山崎よりスマートに観光できるかと思います。

　北山崎展望台周辺は観光地としてキレイに整備されているので、大きなビジターセンターや売店やレストランなどもあります。　展望台広場はだだっ広く、地元らしき方や幼稚園の遠足でお昼ご飯を食べている姿も見かけました。

　北山崎展望台は3か所ほど展望台があります。　第2展望台の景色が観光雑誌などで取り上げられるほど一番有名なんですが、363段の階段を降りなければならないとのことで、体力と時間が無かったのでスルーしちゃいました。

　一番手軽に行ける第1展望台からの景色。　やや遠めに洞門のような形で削り取られた奇岩など、かなり特徴的な断崖の景色が見られます。
　しかし手前の森林が少々邪魔で、それほどダイナミックな景色とは言えず。

　続いて第1展望台から300mほど離れた場所にある第3展望台へ。　道中はこんな感じで森林浴気分で散策ルートを歩きます。

　第3展望台に到着。　第1展望台には人がそこそこいましたが、こちらには誰一人おらず。

　景色はまぁ第1展望台とさほど変わらず。　まだ第1展望台の方が奇岩に近いのでわざわざ第3展望台に行くことはないかも。

　リアス式海岸らしさで言えば鵜の巣断崖に行った方がインパクトはでかかったかなと思いました。
　あとは階段を頑張って降りてみて第2展望台の景色を見なかったことがちょっと後悔。　おそらく第2展望台から見る北山崎の景色がこれぞリアス式海岸！って景色だったんだと思います。

　それでも散策エリアの充実ぶりは北山崎の方が上ですし、第1展望台だけでも絶景を楽しめるので行ってみる価値は十分にあります。
　そしてせっかくなら363段の階段を下りて第2展望台まで行けばベストかと思います。