【走/撮】　西吾妻スカイバレー (山形･福島県道2号線)　★★★☆　【山形県米沢市～福島県北塩原村】

福島側はヘアピンカーブの連続

　西吾妻スカイバレーは山形県米沢市と福島県北塩原村の桧原湖まで続く約18㎞の峠道です。
　この区間は全線山形･福島県道２号線となっていて、かつては有料道路でしたが2003年より無料開放されています。　その名残で今でも「西吾妻スカイバレー」という名称が使われています。

　山形県側はいかにも山道らしい小刻みなカーブの連続でグングン標高を上げていきます。
　県境にある白布峠（しらぶとうげ）に広めの駐車場があります。　標高1404mとやや高めの本格的な峠道。

　峠から福島県側を見ると湖が見えます。　眼下に見えるのは福島県側の西吾妻スカイバレー起点である桧原湖(ひばらこ)です。
　面積約11平方㎞と裏磐梯では一番大きな湖で、湖沿いはレジャー施設や散策路などが充実している裏磐梯を代表するリゾート地になっています。

　白布峠を過ぎ、福島側へ向かうといきなりのヘアピンカーブの連続にびっくりします。　東鉢七曲がりという名前が付けられています。　見事な曲線を描いた美しさすら感じられるほどの、ザ･ヘアピンカーブ！
　息も抜けないカーブの連続でスピードは出せないですが、なかなかスリルのある走りが楽しめます。
　このヘアピンカーブを見下ろすかのようにちょっとした駐車スペースがあります【地図】

　福島側の西吾妻スカイバレー起点周辺には磐梯山ゴールドラインや磐梯吾妻レークラインなど、ライダー大喜びなワインディングロードの宝庫であり、観光リゾート地として栄えている磐梯エリア。
　その中では西吾妻スカイバレーは今一つ知名度が低い？かも知れませんが、眼下にそびえる桧原湖の景色とヘアピンカーブの美しさは必見のルートです。