【撮】　松島･大高森展望台(壮観)　★★★★☆　【東松島市】

松島四大観の筆頭、松島の全体が見渡せる展望台

　大高森展望台は松島四大観のうちの1つ、「壮観」と呼ばれている展望台で、松島湾の東側にある松島最大の島、宮戸島にある展望台です。　宮戸島へは県道27号線を伝って陸路で行くことができます。

　松島の主要観光エリアである五大堂付近からは遠く離れているものの「奥松島」と言われているエリアで、松島四大観の中でも絶景として有名な展望台です。

　大高森展望台に続く県道27号線。　2011年の東日本大震災で大きな被害が出た野蒜地区を通るルートの為、訪れた2013年の段階ではまだ復旧途上な箇所が多くみられました。
　あれから10年が経った現在では道路は復旧し、大高森展望台の登山口付近には大型のお土産店や遊覧船乗り場が整備されています。

　大高森展望台入口。　この写真は遊覧船案内所付近の登山口ですが、そこからさらに400mほど南に進んだ縄文村付近からも登山口が出ています。
　どちらも大高森展望台用の駐車場スペースが乏しいですが、遊覧船案内所や縄文村に駐車場があるので、そちらに停めて行くことも。

　大高森展望台に行くには、どちらのルートも登山道を15分ほど歩く必要があります。　ある程度は観光向けに整備されているものの、所々ちょっと険しい道もあって本当にハイキングしてる気分で登ることになるので、バイクジャケットは脱いで動きやすい靴にして、飲み物は持って行った方がいいでしょう。

　そして山頂に着くとようやく展望台にたどり着きます。　大高森展望台　松島側。　ここは奥松島を一望する代表的な展望台となっていて、数ある松島を見下ろす展望台の中でもトップクラスの見晴らしの良さ！

　松島のイメージ通りの小さな島々が浮かぶ景色。　松島湾内には大小230もの島が浮かび、ここからそのほとんどが確認できます。

　北側の野蒜海岸方面。　写真中央の野蒜海岸の砂浜が印象的な風景。　これだけの景色を見れるなら苦労して登ってきたかいがありますね。

　日本三景の｢宮島･厳島神社の景色｣｢天橋立･笠松展望台から見る砂嘴｣のようなお決まりの景色があるのに対して、松島はこれぞ松島！な、お決まりの景色がどこなのかわからなかったのですが、少なくとも大高森展望台からはイメージ通りの松島が見ることができました。