勢い良く吹き上げる潮吹岩
東日本大震災の津波は小高い崖の岩井崎にも押し寄せて、周辺の住宅地や観光施設やホテルに壊滅的な被害をもたらしましたが、岩井崎自体は被害を受けながらも何とか観光地として持ちこたえられました。
潮吹岩は独特な地形の岩礁に波が打ち付けられることによって、波がまるで鯨の潮吹きのように高く吹き上げることから名づけられました。
この日10分くらい粘っていてこれくらいでしたが、条件がいいと高さ10m以上吹き上げるとのこと。
津波の影響で以前よりは高く吹かなかったとも言われますが今も潮吹岩の吹き上がりは健在です。
この岩井崎には他にも「岩井崎灯台」「秀の山像」「龍の木」など、ちょっとした見どころポイントが点在しています。
こちらは江戸時代に活躍した地元出身第9代横綱、秀の山雷五郎像
・・・なんか人工的に切られたような気がするんですけど・・・まぁ竜に見えなくはないですね。
道中には宮城県の震災以降の1つ、旧・気仙沼向洋高校(現・気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館)もあり、岩井崎周辺を襲った津波の威力を知ることができる貴重な施設もあるので、あわせて行ってみるのもいいかと思います。
・国道45号から案内板あり
料金:見学無料
バイク駐輪場:無料/四輪と共用
見学時間:自由
所要時間:約30分
【訪問時期:2013年6月/最終更新:2021年1月】
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