【撮】 鳴沢氷穴 ★★★☆ 【鳴沢村】

関東甲信越
この記事は約3分で読めます。
スポンサーリンク

氷の貯蔵庫として使われた竪穴型洞窟

 鳴沢氷穴は富士山周辺にある洞窟や風穴の中でも上位の知名度を誇る洞窟で、その中は平均気温0℃と夏でも非常に涼しいので涼を求めてくる観光客も多いスポットです。

 軽食屋併設の売店で入場チケットを購入して、建物裏側から鳴沢氷穴入口へと周って進みます。 鳴沢氷穴へ入っていきます。 洞内は全長153mとそれほど大きいわけではないけど、縦に長い竪穴型洞窟なので階段やはしごを伝って慎重に下へと進んでいきます。

 ちょっと進んだところから。 訪れたのは4月上旬頃、まだ雪が残っています。

 洞内はとても狭くて足場が濡れていたり凍っていたりと、かなりハードな散策道となっています。 写真のところは洞内で最も狭い高さ91cmの散策道。 足場も濡れてて悪いけど頭上も注意。 一回思いっきり頭ぶつけた・・・ヘルメットでも持ってくりゃ良かったぜ・・・
 こんな感じで狭い洞内をカエルのように小さくしゃがみこみながらじっくりと進んでいきます。  体が固くなってる人にはかなり辛い道のり・・・散策する前には十分体をほぐして行きましょう。

 その先、急な階段を下りると氷の貯蔵庫へとたどり着きます。 江戸時代には夏でも涼しい洞窟を利用して氷を貯蔵していて、江戸まで氷を運んでいたそうです。
 現在はもちろん氷の貯蔵庫としては利用していませんが、当時の様子を再現するように毎年冬には氷をブロックに切ってここで展示されています。

 そんな氷の壁の道を進んでいきます。 ここからは足場がスケートリンクのように凍ってる部分があるので注意。 洞窟+氷の壁というちょっと不思議な組み合わせの道。冒険心をかき立ててくれます。 その先にあるのが氷柱です。

 洞窟内から落ちる水滴が凍ってだんだんと大きくなった立派な氷柱がライトアップされていて神秘的な空間になっています。 見ているだけでもホント涼しい気分にさせてくれます。
氷柱は毎年冬に精製されはじめ、初夏までは見られるそうです。

 一周大体2,30分くらい?のちょっとした洞窟散策ですが他ではあまり見られない氷の洞窟を楽しめるので富士山周辺の洞窟スポットのなかでもかなりオススメの場所です。

◆ 鳴沢氷穴(なるさわひょうけつ)
住所:山梨県南都留郡鳴沢村8533/国道139号から案内板あり
料金:350円
バイク駐輪場:鳴沢氷穴目の前と300m手前の2か所駐車場あり。いずれも無料/四輪と共用
見学時間:8:00~17:00
※季節変動あり、下記HPを要確認最。終入場は閉館30分前まで
定休日:基本無休だが12月~3月の期間は不定休あり
HP鳴沢氷穴
所要時間:約40分
【訪問時期:2014年4月/最終更新:2021年10月】
★Googleマップで【鳴沢氷穴】を見る★

◆【関東甲信越】の記事一覧へ戻る◆