【走/撮】 ビーナスライン霧ヶ峰~美ヶ原区間 ★★★★★ 【諏訪市~上田市】

関東甲信越
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雲より高い絶景高原道路

 ビーナスライン茅野市蓼科高原から白樺湖・霧ヶ峰・八島ヶ原湿原・美ヶ原などを通る高原道路ですが、ここでは八島ヶ原湿原~美ヶ原の区間を紹介します。

 ビーナスラインは長野県中部に掛かる観光道路で、標高2000m弱の稜線を進む道は全国でも屈指の絶景ロードとして有名な道です。
 僕の中でもこの道路は、今まで走った道の中でも確実に10本の指に入るツーリングルートです。

 元々有料道路だった道なのでビーナスライン区間は超快適なワインディングロードが続きます。  標高1500m越えの山の中腹を縫うように走り抜けていきます。

  森林限界に近いのか全体が草原に覆われた山が多くて本当に高原道路らしさを実感します。

 霧ヶ峰から美ヶ原へ向かう分岐から5kmほど北上したところで八島ヶ原湿原に差し掛かります。 八島ヶ原湿原駐車場から。 ここから専用のトンネルを潜って八島ヶ原湿原を散策できます。

 八島ヶ原湿原。 写真の八島ヶ池が特徴的な八島ヶ原湿原は標高1640m,面積43.2haあり、元々湖沼だった部分に土砂が入ったり水生植物が繁殖して現在の湿原になりました。

 その元湖沼の部分をぐるっと囲むように木道が敷かれていて、散策できるようになっています。 一周するのに90分ほど。  木道からは八島ヶ池を初めとした3つの池と高山植物、遠くには車山(標高1925m)などが見渡せます。
 霧ヶ峰~美ヶ原の道中は基本的に走ってナンボの道なので、道中の代表的な観光スポットはここくらいになります。

★Google マップで【八島ヶ原湿原】の地図を見る★

 八島ヶ原湿原からさらに北上するとしばらくは稜線沿いの高原道路が続きます。 標高1500~1700mほどの道中がずっと続いて、ビーナスラインらしい道を進んでいきます。 道中にはレストハウスや小さなパーキングなどが点在しているのでちょっと停めて景色を満喫するのもいいでしょう。

 さらに北上すると高度をグングンと上げて美ヶ原高原へ着きます。 美ヶ原高原駐車場から
 日本一標高の高い場所にある道の駅と美術館の道の駅「美ヶ原高原美術館」があり、大きなレストハウスやハイキングコースが整備されていて、ビーナスライン北限の主要観光施設となっています。
 長野の各テレビ局の大型電波塔もここに整備されているのも特徴的。

  日本で数少ないバイクで行ける標高2000m級の展望台からは、雲よりも高い位置から山々を見下ろす天空の景色でホントに絶景。 とんでもないところまで登り詰めてしまった様な実感が湧きました。

 長野は群馬へ向かう志賀草津道路も国内屈指のオススメロードですが、ビーナスラインもそれに匹敵するくらい走りがいのある高原道路です。
 バイク乗りなら是非ビーナスラインは走っておきましょう。

◆ ビーナスライン (霧ヶ峰~美ヶ原区間)
案内:県道40・178号分岐(霧の駅ドライブインが目印)から県道464・62号分岐(武石観光センターが目印)まで
・ビーナスラインの道中には東西に横切る県道国道がいくつかありますが一部は狭路急カーブなので注意
料金:通行無料
バイク駐輪場:各所無料・四輪と共用
該当距離:約40km
交通規制等:冬季閉鎖あり
HP信州ビーナスライン観光協議会
【訪問時期:2008年~2020年に数回/最終更新:2021年5月】
★Googleマップで各地点の地図を見る★
北部/上田市から中部/国道142号(旧道)から南部/諏訪・霧ヶ峰から

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