【撮】　甲府城（舞鶴城公園）　★★☆　【甲府市】

甲府駅から直近！よく整備された城址公園

　甲府城は武田氏滅亡後、それまで中心地だった躑躅ヶ崎館(現:武田神社)周辺から新たな政治の要衝として豊臣秀吉の命にて築城された城下町です。
　徳川体制になってからは将軍家から最も近い藩主の拠点として活躍しました。

　現在は「舞鶴城公園」として、城跡の一部を保存･復元された上で一般開放されています。

　石垣以外はほぼ復元された建造物がメインとなりますが、城跡公園としてはかなり綺麗に整備されていてほぼすべてのエリアが自由に散策できるというのがポイント高め。
　なおかつ甲府駅から徒歩約3分というアクセスの良さも特徴的ですが、それ故か駐車場や駐輪場が整備されていないのでツーリングで立ち寄るには停める場所にやや苦慮します。

　さらに、公園内には天守台跡の展望台があり、一際小高い天守台となっているので甲府市街地を一望することができます。

　天守台跡。　天守は現存･復元しておらず、そもそも築城時から廃城までに天守が実在していたのかどうかさえ不明とのこと。

　甲府駅北口方面。　まぁ普通に地方都市の市街地の風景なんですが、高すぎず低すぎず街並みを見下ろすにはちょうどいい高さの見晴らしかなと。

　南側からは遠くは富士山の山頂部分がちょびっと見渡せます。　甲府市街地を見渡しつつ広大な甲府盆地の姿も感じ取れるかと。

　舞鶴城公園自体の広さはそこまでだだっ広くも無いので、ちょっとした運動だと思えば割とすんなりと城内を一通り散策できるくらいの規模です。

　しかしまぁそこまで有名な城って程ではないので、お城大好きなライダー以外はあえて行くほどではないかな？とは思いますが、天守台からの展望はなかなかのものだったので寄り道がてら行くのもアリかと思いました。