【撮】　昇仙峡　★★★★　【甲府市】

巨岩や滝など見所が多い渓谷

　甲府市街からバイクで30分ほどの距離にある昇仙峡は、花崗岩が侵食されて形成された渓谷が5km以上に渡って続く、山梨県随一の景勝地として有名です。

　途中まではバイクで通行できますが、しっかり渓谷を散策するなら最寄の駐車場へ停めて散策道を歩いていきます。

　散策道の道中にある｢石門｣岩　花崗が削られて出来た天然のトンネル。　なんか右側の接地面が不安定な気がするけど･･･

　道中の渓流には大きな岩がゴロゴロ転がっていて峡谷らしい峡谷が続いています。　周辺の山も所々花崗岩がむき出しになっている岩山でかなり荒々しい景色。

　そんな岩山の一角にある巨大な岩山が昇仙峡で一番有名な覚円峰(かくえんぼう)です。　覚円峰は高さ180mの巨岩で、見る角度によっては高い円柱のように見えます。
　その昔、澤庵禅師の弟子である覚円がこの巨岩の上で修行していたことから覚円峰と名づけられたそうです。

　さらに進むと右手に大きな滝が流れています。仙娥滝(せんがたき)という滝で落差は30m。　水量がとても多く、花崗岩の岩場を一気に落ちる様子は本当に神秘的な景色。　ここも覚円峰と並んで有名な景勝地の一つです。

　この先は一旦お土産商店街を歩いて昇仙峡ロープウェイ(往復1300円)へと着きます。　ロープウェイは登ってないですが、手すり無しの断崖絶壁の岩場から昇仙峡を一望できるそうで結構魅力的かも。　時間があれば登ってみてもいいかもしれません。

　昇仙峡の景勝地の一部を見ただけで、散策すればまだまだ見所がありそうな場所でした。
時間をかけてじっくり散策してみるのがオススメです。