長野市内観光の定番スポット
善光寺の元祖は602年に本多善光卿が難波(大阪市)・堀江から一光三尊阿弥陀如来を持ち帰り、現在の飯田市に「坐光寺」を創建してこれをお祀りしていました。 これが現在も飯田市にある元善光寺となります。
その後642年に本尊を長野市の現在の地に遷座されることになり、善光寺が創建されました。 それ以降善光寺は信州の人々に親しまれ、今では年間約600万人もの参拝者が訪れる長野市内で一番の観光名所となっています。
長野駅前からずっと続く長い参道の先にある仁王門 仁王門は1752年に建立されましたが何度か焼失を繰り返して、現在は1918年に再建されたものです。
この仁王門前後から一気に善光寺の参道らしく寺院が所々に見えるようになります。
仁王門からさらに歩いた先にある、非常に大きな山門。 1750年に建立された二層入母屋造りの門で重要文化財に指定されています。 善光寺の中でも本堂に負けないくらい一際目立つ存在です。
2011年より拝観料500円でこの山門の中へ入って見学することが出来て、二階から参道を見渡せるそうです。
その山門を潜るといよいよ本堂が見えてきます。 本堂も幾度の焼失を繰り返して現在の本堂は1707年に再建されたもの。 高さ27m,奥行き54mもある国内有数の歴史的木造大型建築物で、国宝に指定されています。
本堂の中は有料で拝観できて、飯田市の元善光寺にもあった暗闇の中を手探りで「錠」を探す「お戒壇巡り」が人気です。
他にも重要文化財の経蔵や雲上殿など広い範囲に見所がたくさんありますが、僕はここで帰ってしまいました。 もうちょっと時間をかけても良かったかも・・・
長野県南部の町、飯田市の元善光寺と一緒に参拝しないと片参りとのことなので、よっぽど時間がないと大変かもしれないけど、とりあえずこちらの善光寺には是非立ち寄って見てほしいところです。
ちなみに善光寺に続く参道は長野市内随一の観光通りとなっていて、様々なお土産屋飲食店が立ち並んでいます。 その中でも長野と言ったらやはり蕎麦が有名で、もちろん参道にも様々な蕎麦屋が点在しています。
そんな中で僕が食べたのは、善光寺一の門のすぐ手前にある「かどの大丸」と言う創業300年を誇る老舗の蕎麦屋さん。
頂いたのは天ぷらざるそば 1200円です。 蕎麦は更科そばと普通のそばの2種類ありますが、選んだのは普通のそばです。 まぁ普通に美味しいそばでしたが、さすが長野の蕎麦!って思えるほど違いがわかったわけでもなく。 うーむ、やっぱり更科そばにしておくべきだったか。
料金:ざるそば800円~、更科そば1000円~など
バイク駐輪場:無し、下記参照
営業時間:9:00~18:30
定休日:不定休
HP:善光寺表参道/かどの大丸
★Googleマップで【かどの大丸】を見る★
料金:参拝無料/山門拝観500円/本堂・お戒壇巡り資料館共通券500円
バイク駐輪場:善光寺第4駐車場【地図】にてバイク受け入れ可(1回300円/24時間営業)
参拝時間:お朝事(日の出頃)~16:00頃、時期によって細かく変動します。
所要時間:約60分
HP:善光寺
【訪問時期:2011年10月/2017年7月/最終更新:2021年5月】
★Googleマップで【善光寺】を見る★