現在は湯釜に通じる登山道はすべて閉鎖中
しかし、ここ数年は草津白根山の湯釜火口の火山活動が活発な傾向にあるため、湯釜に通じるすべての登山道は2021年10月現在も長期入山規制が続いています。
ただ、今回僕が訪れた時はたまたま規制緩和時だったため湯釜火口の展望所まで行くことができました。 今思えば結構ベストなタイミングだったんですかね。
湯釜火口までは国道292号沿いの有料駐車場から登山道を15分ほど登っていきます。 ちなみに以前はもっと別のルートがあった気がしましたが、2017年7月時点ではこちらのルートのみだそう。
登山道は展望所付近を除いてしっかり舗装されていて、軽装な観光ツアー客でも登れるレベル。 しかし勾配はやや急なので、運動不足な体にはちょっとキツイかも。
道中から見渡す志賀草津道路の景色も絶景。 変化する景色に飽きることなく登れます。
そしてようやく湯釜火口展望所に到着。 展望所付近にもなると草木も少なく火山らしい荒れた風景が広がっています。
やや遠巻きですがエメラルドグリーン…というか絵の具の「水色」のような湯釜が見ることができました。 似たような火口で蔵王の御釜もエメラルドグリーンのような独特な色をしていますが湯釜の方がより水色っぽく、ちょっと白みのある色をしています。
ちなみに前回の湯釜への訪問は当時10歳だった頃でしたが、その時はもっと火口の縁らへんまで行けたような記憶。 おそらくもっと火口付近に行ける登山道は閉鎖されて、2017年時点ではこちらのルートしか残ってなかったのでしょう。
しかしあれから20年経ってもしっかり覚えてるくらいなので、よほど湯釜の景色は印象に残ってたんだと思います。
2017年後期~2018年頃には再び湯釜への登山道が閉鎖され、以降も活発な火山活動が繰り返されているため、たとえ噴火警戒レベルが1でも登山道は閉鎖されたままとなっています。
また安全が確認された際には登山道が復活するかもしれないので気長に待つしか無さげですね。
料金:散策無料
バイク駐輪場:湯釜見学駐車場を利用。200円(当時)
※登山道閉鎖に伴い湯釜見学駐車場も閉鎖されています
見学時間:日の出~日没まで(駐車場)
定休日:11月上旬~4月上旬は冬季閉鎖
HP:草津温泉観光協会/湯釜
参考HP:草津白根山噴火警戒レベル
備考:噴火警戒レベルに関わらず現在は湯釜登山道はすべて閉鎖されています
・また、噴火警戒レベルが「2」以上の場合は沿道の国道292号が一部通行止めとなるため長野・群馬との県境越えは迂回する必要があります
【訪問時期:2017年6月/最終更新:2021年10月】
★Googleマップで【草津白根山・湯釜見学駐車場※閉鎖中】を見る★