【撮】 おせんころがし ★★ 【勝浦市】

関東甲信越
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悲しい話を残す断崖絶壁

 おせんころがしは勝浦市の沿岸部の約4kmも続く断崖絶壁にある小さな景勝地で、「おせんころがし」という名の由来になった悲しい逸話と、実際に起きた親子3人が投げ落とされて殺害された「おせんころがし殺人事件」の現場であることから、千葉県有数の心霊スポットとして知られています。

 おせんころがしに行くには、国道128号「おせんころがしトンネル」の東側入口の手前左側に、やや荒れたアスファルトの謎の広いスペースがあるので、トンネルには入らずそちらへ逸れます。
 おせんころがしへはこの先車両通行不可なので、この広いスペースへ路駐する形になります。

 上記写真の不気味すぎる「ホテル行川」の看板が目印。 その先の分岐を左に行けばおせんころがしです。 右に行けばラブホ。 こんな辺鄙なラブホに来るカップルがいるんだろうか・・・?
 ・・・と思ったら案の定?ホテル行川は閉鎖したっぽいです。 この不気味なフクロウ看板は今も現存しているのかな・・・?

 歩いて3分ほどでおせんころがしの展望台へ着きます。 おせんころがしの断崖絶壁。 現在は不明ですが、訪問当時は柵も何も無かったのでうっかりするとマジで転落してしまうので注意!

「おせんころがし」という名の由来は昔、豪族の一人娘「お仙」は年貢に苦しむ村人に対して極悪非道な父親を改心させようとしていたが、改心は無理と悟り、この地に身を投げたことから伝わっています。父親は娘を失って初めて自分の愚かさを恥じ、改心するようになった(現地案内板を要約)

 という事です。 ・・・確かにここから落ちればひとたまりもなさそう。うっすらと海底が見えてるので水深も浅いでしょう。
 ちなみに、ここに「お仙」の悲話をつづった石碑と慰霊碑もあります。

 西側、旧道方面。 かつてはこの断崖絶壁を這うように細道が続いていて、交通の難所として知られていました。
 現在は国道128号おせんころがしトンネルの開通によって楽に通ることができます。

 心霊スポットとは知らずに行ったんですが、霊感0の僕にはさっぱりでした。 それよりもポツンと建つラブホと目の前に飛び出してきたヘビの方がよっぽどビビりました(笑)

◆ おせんころがし ◆
案内:国道128号「おせんころがしトンネル」東口前を海側の広いスペースへ。おせんころがしの案内板は無いが「ホテル行川」の案内板はあった(訪問時)のでそれを目印に。
料金:見学無料
バイク駐輪場:おせんころがしまでは車両通行禁止なので国道沿いの広いスペースに停めるしかなさげ
見学時間:自由(夜間照明無し)
所要時間:約20分
HP千葉県公式観光物産サイト/おせんころがし
【訪問時期:2010年9月/最終更新:2022年7月】
★Googleマップで【おせんころがし】を見る★

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