【走/撮】 県道335号線/東赤谷連続隧道 (加治川治水ダム) ★★★☆ 【新発田市】

関東甲信越
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トンネルマニア必見!コンクリートアーチが美しいトンネルがある道

 新潟県道335号線は新発田市内の山間を通る県道14号線から加治川治水ダムまでを結ぶ約9㎞の短い県道です。
 終点の加治川治水ダムは公園として整備されていますが、基本的にダムの管理者しか通らないようなひっそりとした道です。

 加治川治水ダム。 加治川には発電用のダムと治水用ダムの2つがあり、こちらは治水ダムの方。 発電用ダムはさらに上流にあるようです。

 ダムの堤防上を歩くこともできます。
 こちらの加治川ダムは貯水が主な役割ではなく、あくまで大規模災害を発生させない治水ダムとしての役割がメイン。 治水目的のみでこのような大規模なダムがあるのは非常に珍しいとのこと。

 ダム湖の方を見下ろすと、ダム公園としてかなり整備された広場がありました。
 どうやら加治川治水ダム公園は上から見下ろすことが出来る展望公園と、ダム湖の中にバーベキュー広場や野外ステージにもなる芝生公園あって、ロケーションの割に結構しっかりとした公園になっていました。

 と言う訳で、ここはダムマニア必見の場所ですが、ダムまでの道中にはもう一つマニアックなスポットがあります。 今度はトンネルマニア必見です。 県道335号線の区間には大小3つのトンネルがあって、どれもコンクリートアーチの美しいトンネルだとしてひそかに知られている道なのです。
 トンネルの入り口にはこのように専用の信号機があります。

 コンクリートアーチのトンネル内。 どうやら東赤谷連続隧道と呼ばれているらしく、雪崩などの雪害から道を守るためのスノーシェードの役割を果たしてます。

 何重にも重なるコンクリートアーチと所々に見えるコケや風化具合がまるで廃墟の神殿のよう。 アーチの間から指す日の当たりがまた幻想的な雰囲気です。

 まだあまり知られてないことからか交通量もほぼ皆無で、秘境感満載のトンネル。 アクセス的にも、ここに目的が無い限り通らないような道なので、かなりマニアックなポイントです。

◆ 県道335号線/東赤谷連続隧道 (加治川治水ダム) ◆
案内:県道14号線「上赤谷」交差点より県道335号線へ。 「加治川治水ダム」の案内板あり
※東赤谷連続隧道を超えてしばらく走ると案内のないY字路があるので【左側】に進むと加治川治水ダム公園・ダム堤防に着きます。 右側の道はしばらく進むとダム関係者向けの入口ゲートがあるのみで行き止まりになっています。
料金:通行・見学無料
バイク駐輪場:ダム公園内に駐車場あり(無料、四輪と共用)
※道中やトンネル内はかなり狭いので停車時は通行の妨げにならないよう注意。
見学時間:自由
通行規制等:冬季通行止めあり
HP新潟県/加治川治水ダムのご案内
【訪問時期:2015年10月/最終更新:2021年4月】
★Googleマップで【加治川治水ダム】を見る★

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