宇都宮でよく見かける有名餃子店たち
年間餃子消費量第1位の座を浜松とせめぎあってるのも話題ですが、今も昔も宇都宮と言えば餃子の街でして、駅周辺や繁華街をメインに餃子を提供するお店が何軒も点在しています。
市内では餃子をウリとした居酒屋やラーメン店などもよく見かけますが、餃子とライスのみ扱っている餃子専門店も数多くあるのが特徴でして、そういった専門店が街中の食堂のように溶け込んでいる感じも、さすが長らく餃子の街と言われているだけある街並みだなと思います。
そんな餃子の街の中でも超有名店である「みんみん」と「正嗣」、あと宇都宮市内でよく目にする「宇都宮餃子館」に行ってきたのでそれぞれ紹介します。
宇都宮餃子といえばまず出てくる「宇都宮みんみん」
宇都宮で餃子を食べようと調べるとまず出てくるお店がこの「宇都宮みんみん」です。
本店【地図】は宇都宮市街地の宮島町通りという餃子屋がひしめく通りにあり、連日大行列の老舗超有名店です。
店内飲食可能な店舗は宇都宮市内に6店舖、市外に3店舗あり、他に冷凍餃子販売店舗が栃木県内に20店舗ほどあります。
上の写真はみんみん本店の外観ですが、実際に食べたのはこちらの店舗。 鹿沼市内にある宇都宮みんみん 鹿沼店です。 宇都宮郊外や市外にも支店を出しているので、バイクで行くなら郊外の店舗の方がアクセス良好かと。
※2020年3月撮影時。現在は価格変更されています
メニューはこんな感じで焼餃子・水餃子・揚餃子が各種1人前から、あとはライスとドリンク類とまさに餃子専門店。
同じく餃子の街として最近PRの激しい浜松には餃子専門店ってのがほとんど無いので、そういうとこが宇都宮が餃子の街として根強い理由の1つなのかもしれませんね。
卓上調味料はシンプルにこんな感じで、みんみん特製のラー油もお土産用に販売していました。
そんなわけで焼餃子230円、水餃子230円、ライス100円(税抜/当時)を注文。 揚餃子も気になりましたが、もう一軒ハシゴするためにこれくらいにしときました。
まずは焼餃子から。
何となく宇都宮餃子=デカいとイメージついてましたが、むしろ通常の餃子よりもほんの少し小ぶりでしょうか。
中はキャベツの割合がやや多めでキャベツの甘みが感じられて、意外にもマイルドな味わいの餃子でした。 ごはんのお供とするなら2人前は欲しいかな。
水分を含んでる分、焼餃子よりも大きく感じる水餃子は大きなワンタンスープのよう。 器に直接醤油とお酢を入れて食べるようで、皮がモチモチしていて美味しかったです。
そのまま食べるなら焼餃子よりも水餃子の方が好きかも。
宇都宮餃子を代表する名店とはいえ、これと言ったインパクトは無いんですが、むしろそんな素朴な餃子が食べたいならオススメでしょうか。
料金(2022年3月時点/税込):餃子各種1人前300円、ライス170円など
バイク駐輪場:駐車場無料/駐輪スペース若干あり
営業時間:11:30~20:00(19:30L.O)※短縮営業中
定休日:不定休。詳しくは下記公式HPを参照
HP:宇都宮みんみん
【訪問時期:2020年3月/最終更新:2022年3月】
★Googleマップで【宇都宮みんみん 鹿沼店】を見る★
もう一つの老舗有名店「ぎょうざ専門店 正嗣」
ぎょうざ専門店 正嗣も宇都宮餃子と言えばまず出てくる老舗超有名店。 宇都宮市民は「みんみん」派か「正嗣」派で別れるという話もあるとか無いとか。
そんな正嗣の本店【地図】もみんみん本店と同じく宮島通りにあり、みんみん本店と同じく連日大行列のできるお店となっています。
店舗は直営店が宇都宮市に2店とさくら市に1店。 他にFC店が5店舗あるそうですが詳細は不明。
ですが、実際に食べたのは県道70号大谷街道沿いにある正嗣 駒生店。 公式HPには載っていないものの、正嗣のFC店となります。
こちらもメニューは焼餃子・水餃子・ライスのみとシンプル。 むしろ他の店舗はライスすら無いらしく、唯一ライスも取り扱っているのが駒生店だけだとか。
2011年訪問なので写真写り悪い&記憶薄れがちですが・・・ 焼餃子 210円(当時)。 こちらも普通の餃子よりもほんの少し小ぶりなのが6つ。
こちらもややキャベツ多めの餡がぎっしり詰まっていて、ニンニクの匂いよりも生姜?らしき匂いの方が強く、それが結構インパクトありました。
水餃子210円(当時)も注文。 こちらも小ぶりの餃子ですが皮がもちもちしていてスルリと食べれちゃいます。 焼餃子と同じ餃子かな?こちらも野菜多めなので、焼餃子以上にあっさりしています。
ごはんと一緒に食べるならやはりこちらも2人前以上は欲しいところですね。 生姜の風味も聞いていてヘルシーな餃子でした。
料金(2022年3月時点/税込):餃子各種250円、冷凍餃子220円。
・ライスは確か単品ではなく餃子セットでのみライスが付き、セットで500円台だったハズ
バイク駐輪場:店舗前に4台、道挟んで向かい側に7台無料駐車場あり。四輪と共用
営業時間:11:00~18:30
定休日:水曜日
備考:2022年3月現在、正嗣全店でテイクアウトのみの営業となっています
HP:正嗣(直営店)
参考HP:正嗣 駒生店独自のHP
・Twitter/正嗣 駒生店
【訪問時期:2011年10月/最終更新:2022年3月】
★Googleマップで【ぎょうざ専門店 正嗣 駒生店】を見る★
明らかに観光客向けな店名だが…?「宇都宮餃子館」
国道沿いや高速IC近く、駅前通りなど割と目につくところにお店を出している、その名も宇都宮餃子館。
なんだか明らかに観光客を意識したかのような名前と立地ですが、JR宇都宮駅周辺をメインに7店舗展開しています。
そんな中、「みんみん」を食べた後の2軒目として宇都宮餃子館 西口駅前中央店に行きました。 メニューは「みんみん」「正嗣」と大きく違って、餃子だけでも12種類以上もあり、価格もピンキリ。 店内も駅前ビル1階の飲食店らしく、中華食堂風チェーン店っぽい内装です。
他にも水餃子や蒸し餃子などもあり、これまた種類豊富ですし・・・
ラーメンやご飯ものなど、普通に中華食堂としてのメニューもあって、やはり宇都宮の老舗餃子店とは一線を画すお店ですね。
そんなわけで2軒目という事もあって、一番ベーシックとなる餃子の健太餃子 310円とライス150円(当時)と軽めの注文になっちゃいました。
餃子はどうでしょう、先述の2店よりかは少し大きく、まぁ標準的な餃子サイズでしょうか。
餡はやはり野菜の割合が多いのですが、野菜が粗挽きなのでシャキシャキとした歯ごたえなのが印象的。 にんにくの匂いもやや強めでワイルドな餃子でした。
立地が良く、メニューが豊富でとにかく色々食べてみたい人には良いのかもしれませんが、初の宇都宮餃子でここをまずオススメするかと言うと・・・どうでしょうかね??
やはり観光客向けなイメージが抜けないのと、餃子によっては少し値段高めなのがネックでしょうか。
ただ、宇都宮駅東口にある宇都宮餃子館 東口店【地図】は朝6時半から営業していて、朝から宇都宮餃子を食べたい人にはオススメです(メニューは餃子定食かラーメンの2種類のみ)。 しかも駅前にもかかわらず東口店は無料駐車場もあり。
宇都宮餃子のお店はほとんど昼からの営業なので、朝餃子が食べられるお店は貴重!
料金:餃子310円~
バイク駐輪場:無し。JR宇都宮駅西口駐輪場【1回150円/6:00~24:00/地図】や
トナリエ駐車場のバイクエリア【最初の3時間無料/以降5時間毎200円/6:30~3:00/地図】が近め
営業時間:11:00~23:00(22:15L.O)
定休日:無休
HP:宇都宮餃子館
【訪問時期:2020年3月/最終更新:2022年3月】
★Googleマップで【宇都宮餃子館 西口駅前中央店】を見る★