【他】 香取神宮 ★★★☆ 【香取市】

関東甲信越
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全国に約400ある香取神社の総本社

 香取神宮は現在の千葉県北部にあたる旧下総国の一宮となる神社で、茨城県の鹿島神宮や息栖神社と並ぶ東国三社の一社となります。
 御祭神は出雲の国譲りの神話で活躍する経津主大神(ふつぬしのおおかみ)でして、武神として崇敬されていました。

 現在では必勝祈願や仕事運、厄払いの御利益があるとされ、鹿島神宮と共に関東有数のパワースポットとして知られています。 香取神宮と鹿島神宮とは約20㎞程度離れた位置になるため、鹿島神宮とセットで参拝する人も数多くいます。 それだけにかなりの規模の広い神社でして、立派な表参道を通って参拝していきます。

 赤鳥居を潜って表参道を歩いて行くと、木々に囲まれた自然豊かな参道に。

 大きな燈籠がズラッと並ぶ表参道の姿も、また香取神宮独特な幻想的な景色かと。

 そんな表参道を歩いてたどり着く楼門は、1700年(元禄13年)に造営されたもので国の重要文化財に指定されています。 南側の額は東郷平八郎の筆によるものです。

 楼門を潜り、拝殿にて参拝。

 現在の拝殿および幣殿や神饌所は昭和の大改修による造営ですが、拝殿奥にある本殿は楼門と同じく1700年(元禄13年)に徳川幕府によって造営されたものでして、こちらも国の重要文化財に指定されています。

 本殿は関東の寺社仏閣に多い極彩色な施しも見られますが、柱や壁は黒漆塗で黒を基調とした施しでして、独特かつ落ち着いた見た目となっています。

 昭和の大改修では拝殿も本殿に倣って黒を基調とした、比較的大人しめな極彩色の施しとなっていて、黒い柱とのメリハリがとても印象的です。

 他にも鹿島神宮にもあった要石や、樹齢1000年になる巨大な御神木も目を惹きます。 さすが千葉県を代表する神社の1つであり境内も広く見所も多くあります。

 何気に数年前まで香取神宮の存在を知らなかったんですが、これほど著名な神社だったとは。 ツーリングなら鹿島神宮とセットで参拝するルートも取りやすいので、是非香取神宮にも参拝してみた方が良いかと思います。

◆ 香取神宮 ◆
住所:千葉県香取市香取1697-1
料金:参拝無料
バイク駐輪場:表参道商店街の入口前に第1駐車場【地図】、表参道の赤鳥居前に参拝者用駐車場【地図】、旧参道の突き当りにも若干の駐車場があり、本殿への近道【地図】。いずれも無料/四輪と共用
参拝時間:参拝自由。授与所・御朱印は8:30~17:00
所要時間:約60分
HP香取神宮
【訪問時期:2017年9月/最終更新:2022年6月】
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