【撮】　八ッ場ダム周辺　★★☆　【長野原町】※2017年訪問時

周辺は道の駅や資料館やキャンプ場なども整備

　八ッ場ダム(やんばダム)は吾妻川中流部に建設された重力式コンクリート式ダムで、高さは116mあり関東有数の主要ダムの1つとなっています。
　八ッ場ダムの工事着手は1967年ですがダム不要論の意見も根強く、2010年前後の政権交代時には八ッ場ダムの工事続行と中止で大きな議題となりました。

　最終的には工事は続行され、2020年3月に本格的な運用に至りました。　僕はまだ工事中の2015年と2017年の2回立ち寄ったことがあります。　八ッ場ダムのすぐ北側には草津温泉や渋川市、長野県上田市を結ぶ国道145号が通っていて、その国道沿いには道の駅「八ッ場ふるさと館」がオープンしていました。
　道の駅らしくレストランや直売所があるほか、足湯付きのテラス席もあったりと結構観光客で賑わっていました。

　そんな足湯付きテラスからは道の駅目の前に架かる不動大橋の姿が見られます。　八ッ場ダム建設にあたり、移設された県道375号線の橋です。

　八ッ場ダム周辺にはこういった新しく出来た大きな橋が他にもあります。　もうひとつ目はこちらの八ッ場大橋。　不動大橋と同じくらい大きな橋で、不動大橋よりこちらの方が八ッ場ダム寄りなので工事の様子も橋の下から見ることができました。

　2017年当時はまだ工事中だったのでこのような状態でしたが、現在はどこまで水位が上がっているのかな？

　かつての市道や県道の橋、JR吾妻線の線路跡がまだ残っていました。　現在も水位が低ければ姿が見えるらしい？

　現在は八ッ場ダムは完成していて、ダムのすぐそばまで見学できるよう展望台や資料館なども整備されていて、八ッ場ダム一帯は1つの観光地として賑わっています。　また当時の様子とは違っていそうなのでまた時間があれば再訪してみたいと思っています。