全国的にも知られている有名なカーブ道!
いろは坂は日光を代表する観光地の日光東照宮エリアから、これまた日光を代表する観光地の中禅寺湖・華厳の滝エリアの間にある山道の区間で、道中のカーブ区間が往復で48か所あることからカーブのひとつひとつに「いろは48音」をそれぞれ名付けていることから「いろは坂」と呼ばれています。
全国各地に「○○いろは坂」などと通称呼ばれている山道があるかもしれませんが、そのルーツになったとも言える全国的に有名な山道の1つです。
いろは坂は登りと下りで別れていてそれぞれ一方通行となっています。 急カーブの連続と言えどもどちらも道幅が広く、特に登り側はかなり走りやすい道路となっています。
こちらは登り(日光東照宮⇒中禅寺湖)のいろは坂、第二いろは坂と言うそうで、20ヶ所のカーブがあります。
国道の割には少々タイトなカーブが連続していますが、二車線あるのと前述の通り一方通行の為、対向車の心配が要らないので思い切って走ることが出来ます。
が、当然ながら取り締まり強化地点なのでムリなスピードは禁物。
僕が走ったときも頂上付近で、下の道路をじっと監視してるパトカーを発見。 おそらくローリング族対策?だと思います。
道中には黒髪平展望台という小さな展望台があり、「日本の道百選」の石碑と日光の町並みを見下ろすことが出来ます【地図】
第二いろは坂の頂上には明智平駐車場があります【地図】 明智平駐車場から男体山(なんたいさん)の悠々たる姿を見ることが出来ます。
以前は「明智平レストハウス」として、レストランや売店などが入ったドライブイン的なのがありましたが現在は閉鎖され、ロープウェイ乗り場と軽食・トイレ施設のみと簡素化されています。
ここから是非見てほしいのが、男体山のふもと辺りから見える第一いろは坂の全容 見ての通り、下りのいろは坂はヘアピンカーブオンリーのつづら折れです。 第二いろは坂よりもタイトなカーブを覚悟してください。
ちなみに、明智平駐車場から第二いろは坂終点の二荒橋交差点【地図】までの区間は一方通行が解除されて対面通行でしたが、2019年10月より同区間は中禅寺湖方面への一方通行となりました。
そのため、中禅寺湖方面から明智平駐車場へ行ったことのあるライダーもいるかもしれませんが、現在は中禅寺湖方面からはアクセスできないので注意。
では、一旦中禅寺湖まで進み、土産物通りや華厳の滝エリアを通過して第一いろは坂を下っていきます。 28ヵ所のカーブが続く第二いろは坂。
とにかくヘアピンばかりの急カーブで、まるでUターンするかのような操作で下っていきます。 急坂かつヘアピンなので四輪だとブレーキの多様を心配するレベルの道ですが、エンブレの強いバイクなら減速の調整に慣れてくれば、低速で切り返すように曲がり続けるのも楽しいです。
道幅自体は第二いろは坂(登り)と同じくらいはありそうですが、こちらは原則1車線で追越禁止。 特に大型バスは車線幅ギリギリまで使ってグルリと転回しながら下っていくので巻き込まれに注意。
第二いろは坂には道中に展望台や明智平駐車場のような休憩所があった一方で、下りの第一いろは坂にはそういう休憩設備や停車スペースが無い… と思いきや、かなり下った所に剣ヶ峰展望所【地図】と言う小さな停車スペースがあるそうですが、ここ以外は皆無となります。
景色も楽しめて走りも楽しめる北関東でも屈指の名所です。 ただ、紅葉の時期は大渋滞で地獄を見るとも聞きますが・・・行くなら空いているときに行きたいところですね。
料金:通行無料
バイク駐輪場:上りは明智平駐車場など2か所程度停車ポイントあり。下りは小さな展望所がある以外ほぼ皆無
・いろは坂はほぼ全区間駐停車禁止
該当距離:往復で約15.8㎞
通行制限等:特になし
・特に紅葉のシーズン時には大渋滞となる可能性あり
・明智平~二荒橋交差点の対面通行は2019年より上り(中禅寺湖行き)方面のみの一方通行となりました
【訪問時期:2014年4月/最終更新:2022年2月】
★Googleマップで各地点の地図を見る★
【 上り側 ◆ 下り側 】