榛名山と並ぶ群馬県内有数のツーリングスポット
赤城山(あかぎさん/「あかぎやま」とも)は前橋市・渋川市・沼田市などにまたがる標高1827mの山で、峠道の最高地点付近には関東を中心に300社を構える赤城神社の総本宮があります。
内陸県の群馬にはさすがに山や峠に関する名所が多いですが、赤城山は榛名山や妙義山と並んで県内完結の峠道かつ山岳信仰の山として県民に親しまれています。
赤城山に向かうルートは前橋・渋川方面からの県道4号線(南面道路)と沼田方面からの県道251号線(北面道路)、桐生方面からの県道16号線の3つのルートがあります。
しかし、県道16号線は道幅が狭くカーブも多いので通行する車両はあまり無いため、メインとなる県道4号線から県道16号線に抜けるルートを走りました。
南面道路と呼ばれている県道4号線ルートは麓の国道17号や353号からしばらくはほとんどストレートな上り坂となっていて一気に標高を上げることができ、主なカーブ区間は赤城神社までの約7㎞ほど。 しかし、カーブの区間には走り屋対策の路面が波打つような舗装工事がされていて、スピードを上げにくくなっています。 いや、かっ飛ばすつもりはないからいいんですけども。
まるでバイクごと波に揺られるようにグワングワンと上下に揺さぶられながら走るのはちょっと気持ち悪くなる(笑) あと普通に交通量も多くてそんなにスピード出せる感じでもなかったですね。
そんなこんなで山頂に到着。 山頂には火口湖である大沼があり、その湖のほとりに赤城神社があります。
周辺は思ったよりリゾートと言うかコテコテな観光地っぽくは無く、赤城神社以外には土産屋やカフェや旅館が数軒と貸しボートがあるくらい。 ツーリングで山頂に着いて立ち寄るならば食堂以外だと赤城神社くらいではないでしょうか。
シンプルな朱色の拝殿が特徴の赤城神社。 境内周辺もこざっぱりとしていて、思っていたほどの賑やかさは無く意外と静かでした。
なので、湖の周りとゆっくりと散策しつつ赤城神社に参拝するような歩き方が良いのかなと思います。
そして赤城神社より北側の県道251号線(北面道路)を走って下りましたが、こちらの方は走り屋対策の路面凹凸は無くおおむね走りやすかったです。 若干路面が荒れている所とか落ち葉が多い所はありましたが。
知名度の割には意外とシンプルな峠道でしたが、桜や紅葉のシーズンにもなると賑やかさが増していると思うのでそういう時期に行くとイメージが一変するのかも?
料金:通行・参拝無料
バイク駐輪場:赤城神社周辺には無料駐車場あり、無料/四輪と共用。駐車場内は未舗装
・道中にもいくつか駐車スペースあり。ただし、展望は望めない
通行規制等:冬期通行止めあり
該当距離:約47㎞(南面道路+北面道路)
HP:赤城神社
【訪問時期:2017年9月/最終更新:2021年10月】
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