どちらも台湾らしいオープンな飲食店
塩埕埔駅はMRT橘線終点の西子湾駅より1駅手前の駅でして、この後西子湾駅からフェリーに乗って高雄灯台に向かうという計画だったので、その前に小腹を満たそうという魂胆でございます。
調べてみると目当ての小籠包の屋台と鴨肉のお店はどちらも徒歩圏内という事なので、この2店をセットで食べ歩きしてみるのも良いかと思います。
【永和小籠湯包】某有名店にも負けないくらいウマくて安い小籠包
ちなみに台湾の小籠包と言えば「鼎泰豐」や「京鼎楼」が鉄板でして台湾で食べるには数時間待ちがザラというのが定番なんですが、そういう有名どころで小籠包1籠頼むと大体250~300元くらいするので永和小籠湯包の安さが際立ちますね。
…で、この記事を書くにあたって気づいたんですが、そもそも「小籠包」と「小籠湯包」は厳密には違うらしく、僕含めて多くの日本人がイメージしているであろう「小籠包の皮を破ったらスープがジュワ~」的なのは「小籠”湯”包」らしく、本来の小籠包はスープが入っていないものなんだそうな。
なので現地でいわゆる「スープがあふれる小籠包」を欲したら「小籠包」ではなく「小籠湯包」と書かれているお店や屋台で頼むと、期待しているような小籠包に出会える可能性が高くなるかと思います。
台湾の食堂や屋台系の小籠包は変に甘かったりする罠があったりするんですが、永和小籠湯包は甘さは感じられず、某有名店に似通った味の方向性でした。
あとはまぁ写真通りのお店なので衛生面は露店レベルですし天候によって食べにくい時があるかもしれませんし、注文方法がやや謎なのがちょいハードル高めですが、この価格でこの味なら高雄に来たら食うべき小籠包間違いなしですねー。
住所:台湾高雄市鹽埕區鹽埕街33號
・非常に分かりにくいので要Googleマップ参照
料金:小籠湯包75元/酸辣湯30元/猪血湯35元の3品のみ
営業時間:11:00~19:30
定休日:火曜日
参考HP:食べログ/永和小籠湯包
【鴨肉珍】弾力強めな鴨肉飯はマジで必食!
そもそも高雄は鴨肉(アヒル肉)を扱う飲食店が多く、その中でも「鴨肉珍」は老舗かつ名店なんだそう。
台湾のご飯系ほとんどに言えるんですが、「小」は子ども茶碗並に小サイズなので普通にごはん1杯分食べたいなら迷いなく「大」にするといいです。
今回の台湾一人旅の中で高雄で食べて美味しかった料理№1でございます。
また高雄に来たら外せないメチャ旨店舗が増えてしまった感が。 日本ではなかなかアヒル肉って手軽に食べられないですし、こういう所でレアなローカルフードを食べるのっていいですよねー。
料金:鴨肉飯小60元など
営業時間:10:00~20:20
定休日:火・水
【訪問時期:2023年3月/最終更新:2023年7月】
★Googleマップで【鴨肉珍】を見る★