函館東部の渡島半島南東部をぐるりと回るルート
単純に函館~森町までの移動なら、もちろん国道5号線を利用した方が圧倒的に早く着きますが、沿岸部の小さな港町を結び続けるのどかなこの道路は、ちょくちょく見所があったりもします。
函館の国道起点から約20㎞先、山側に突如巨大なコンクリート橋が見えてきます。
旧戸井線は1937年、船舶輸送の短絡化を目的として建設が始まりましたが、太平洋戦争へと突入。そのため資材不足となって工事は中断。
結局工事は再開されず列車の1本も通らないまま放置されてしまった、なんともかわいそうな路線です。
現在もこの区間に限らず他の場所にもコンクリート橋があるそうですが比較的見つけやすいのがこのアーチ橋です。
★Google マップで「旧戸井線コンクリートアーチ橋」の地図を見る★
道の駅「なとわ・えさん」より
“えさん”はこの地域の地名、“なとわ”は道南の方言で「あなたと私」と言う意味です。
近くに恵山(標高618m)もあり、その沿岸部に干潮時の数時間しか入れない「水無海浜温泉」なんてのもあります。
ちょうど国道278号線の中間地点辺り?
森町辺りでは駒ヶ岳外周をぐるりと回りながら走ります。
こんな感じで寄り道しながらのんびりと走っていくのも楽しいです。
ただ、全体的な印象は追分ソーランラインのように小さな港町をただひたすら繋いでる道って感じなので、後半になるとちょっと飽きてしまうかも?
案内:国道5号線函館駅前交差点又は森IC交差点を国道278号線方面へ
料金:無料
バイク駐輪場:–
総距離:約114㎞
【訪問時期:2013年7月/最終更新:2019年4月】
★Googleマップで【国道278号線】を見る★
※マーカーの位置は道の駅「なとわ・えさん」です