常に赤く濁っている不気味な沼
パンケ沼はサロベツ原野南部にあり、面積は3.47平方kmとサロベツ原野では一番大きな沼です。 北部にある「ペンケ」沼と「パンケ」沼はそれぞれアイヌ語で「川上」「川下」と言う意味です。 道東にある双湖台から見える「ペンケトー」・「パンケトー」も意味合いは同じですね。
パンケ沼へ行くには幌延ビジターセンターの木道から行けますが、かなり時間がかかります。 それよりも広域農道を伝ってパンケ沼の東岸までバイクで走らせれば、小さな散策道からすぐなのでそちらをオススメします。
パンケ沼はとても奇妙な沼で、常に水面が赤茶色く濁っています
写真ではわかりにくいですが、実際に行ってみると本当に赤茶色の沼です パンケ沼には非常に多くの鉄分が含まれていて、それが沼の塩分によって錆びているそうです。 透き通ったような朱色ならまだしも、綺麗な色ではないのでとても奇妙な景色です。ここだけどこか異世界にいるような気分。 そんな沼にも魚や貝が住んでいるそうです。生命の神秘すげぇ
ちなみにさっきgoogleマップを確認してたら、ここから農道を少し北へ進んだところに立派な展望台がポツンとあるっぽいです。パンケ沼が一望できるかも?ちょっと気になりますね。
◆ パンケ沼 ◆
案内:幌延ビジターセンターから約1.3km東、広域農道を左折、約2km先の突当りを左へ料金:無料 バイク駐輪場:無料,四輪と共用
見学時間:24時間
所要時間:約10分
【訪問時期:2013年6月/最終更新:2019年2月】