展望台や木道からサロベツ原野を望む
海岸沿い快走ルートのオロロンラインが魅力的過ぎて、中々サロベツ原野へ立ち寄る機会がなかったのですが、今回ようやく訪れることができました。
サロベツ原野は豊富町と幌延町に広がる約2万3千平方kmの広大な湿原地帯で、ペンケ沼やパンケ沼などの独特な沼があります。 そのサロベツ原野の南部を横切る道道972号線沿いにビジターセンターがあります。 ビジターセンター内はサロベツ原野の植物や動物について詳しく展示されています 施設内の展示資料は無料で見ることができます。
そして、ビジターセンターからは付近の長沼やパンケ沼まで続く長い木道が敷かれています。 歩いて10分ほどで長沼が見えてきます。ここから先、パンケ沼までは数十分かかるとのことなのでここで引き返しました。 パンケ沼に行くには直接バイクで移動した方が早いかもしれません。
貴重な花を見ながら進む沼めぐりもいいものです。 ビジターセンターから道を挟んで向かい側には展望台があります。 螺旋階段のそこそこ高さのある展望台です
サロベツ原野方面 先ほど歩いた長沼や、パンケ沼が一望できます
道道972号線、内陸方面 ここからはオトンルイ風力発電所の風車も遠巻きに確認できます。 展望台の北側はサロベツ原野、南側は広大な牧草地帯と、道道を境界にして雰囲気が違うのも面白いです。
オロロンラインよりは華やかさには欠けますが、ここも道北有数の自然スポットなので、2度目の北海道北上ルートとしては最適なスポットだと思います。 ちなみにサロベツ原野北部の道道444号線沿いにも「サロベツ湿原センター」があり、原生花園を見渡す木道が整備されているそうですがそこへは行かず。どっちがいいんだろうか?
住所:天塩郡幌延町字下沼
料金:散策無料
バイク駐輪場:無料/四輪と共用
見学時間:9:00~17:00※冬季閉鎖
所要時間:約60分
【訪問時期:2013年6月/情報更新日:2018年9月】