意外とウェルカムムード満載で拍子抜け
三毛別(さんけべつ)羆事件は1915年に現在の苫前町で巨大なヒグマが数日間に渡り民家を襲い、7人が死亡、3人が重傷を負った日本最悪の獣害事件です。 この詳細についてはウィキペディアに生々しいほど細かく紹介されているので、こちらを読んだほうがわかりやすいです。 この凄惨な襲撃事件は語り継がれていて、今でもテレビのドキュメンタリー番組や小説として紹介されることがあります。 この事件となった現場は今は後世に語り継ぐ為に当時の様子をジオラマ化されています。
現場は道道1049号線の苫前町側の分断地点。以前は長く未舗装のダートが続いていましたが現在は着々と舗装化されていて、ダート部分は200mほどなのでオンロード車でも楽に行けると思います。
これが三毛別羆事件の跡地ジオラマ ・・・もっとクマが出そうなうっそうとした場所をイメージしてたんですが、なんか意外と明るい感じ。よくあるマイナーな観光地って感じです。
がおー。 資料によると体長3.5mの巨大ヒグマ。隣のジオラマ民家に匹敵するとても大きいヒグマがいます。 ちなみに、ヒグマが手を掛けてる板の隙間からヒグマの下半分が見えるんですが・・・残念な姿でした(><)
ちなみに民家の内部 当時の資料を元に忠実に再現したようです。大正時代にしてはかなり質素すぎる気がするんですけど、こんなもんだったんでしょうか??
うーん、ここまで往復25kmの一本道を走った割りにはこれだけ?って感じがしました。もうちょっとうっそうとしたダートを掛けるのかと思いきや、「ベアーロード」とか「三毛別羆事件の町」といった垂れ幕を下げて、町をあげてウエルカムムード満載だったのもちょっと拍子抜け。 この事件について興味ある人意外はあまりオススメはできないかな?
ちなみに羆事件跡からさらにダートが続いていたんで、せっかくなので行けるところまで走ってみました。 あれ、なんかこっちの方がヒグマがいそうな雰囲気満載なんですが・・・
500mほど進んだところで道道1049号線は閉鎖中 なんかここにきて怖くなってきたので早々と引きかえりました。なんかこっちの方が危ない気がするぞ!? ちょっとビクビクしながらの帰り道でした。
・最後200mほどダートあり
※今でも熊出没地区なのでご注意を料金:無料
バイク駐輪場:無料,四輪と共用
開館時間:10:00~17:00
定休日:下記の開館時期内は無休
開館時期:5月上旬~10月下旬(冬季は道路ごと閉鎖)
【訪問時期:2013年6月/最終更新:2019年3月】