鰊(にしん)番屋と併設の道の駅
道の駅「おびら鰊番屋」は小平町内の国道232号線沿いにある道の駅で、その名の通り鰊番屋(鰊御殿)に隣接しています。
鰊番屋は明治から戦前にかけて最盛期だったニシン漁の漁師が建てた住居兼漁業施設の事で、財力を誇示する意味合いもあってか当時としては規格外に大きく豪華で、斬新な建築図法で建てられたものが多いのが特徴的です。
そんな鰊番屋と一緒になっている道の駅はおそらくここだけなので、かなり立ち寄りやすい鰊番屋です。
道の駅に隣接している旧花田家番屋 1905年頃に建築された鰊番屋で、漁業関係者や船大工や鍛冶職人など200人が収容できる巨大な建物で、現存する鰊番屋の中では道内最大の規模を誇ります。
ここまで立ち寄っておいて僕は見学してないんですが、北海道の歴史に興味のある人や建築物に興味のある人は必見です。
道の駅の建物も鰊番屋の外観になじむように錦番屋風の建物になっています。
道の駅自体は2015年にリニューアルしているらしく、飲食店や軽食、お土産類を初め、ちょっとした休憩設備も充実していてゆっくり休憩できます。
せっかくなので売店で売ってたニシン焼き串(2本100円)を食べてみましたが、小骨が多くてあんま美味しくなかったかな? まぁニシン自体あんま食う事なかったからかもしれないけど。
でも100円ならつまんで食べる価値はあるかも?
ちなみに道の駅の向かい側は「北海道」命名の親である松浦武四郎の像のある広場になっています。 ここからゆっくりと日本海を眺めることもできます。
羽幌から留萌の区間は休憩しやすそうな場所はあんま多くないので、休憩ついでに北海道らしい施設に立ち寄るには便利な道の駅です。
料金:旧花田家番屋入館料350円
バイク駐輪場:国道沿いに二輪専用置き場あり(無料)
見学時間(旧花田家番屋):8:00~17:00(5月~10月)/9:00~16:00(11月~4月)
定休日:月曜日 ※6月第3月曜日〜8月第2月曜日は無休
所要時間:約30分
【訪問時期:2017年9月/情報更新日:2018年6月】