【走/撮】　瓶ヶ森林道　★★★★　【愛媛県西条市～高知県いの町】

天空の尾根上を走る絶景林道。ただし車に注意！

　瓶ヶ森林道(かめがもりりんどう)は国道194号線の寒風山トンネル高知県側から旧道に入って四国最高峰の石鎚山登山口まで続く観光登山林道です。　ここ数年はテレビなどでも紹介されるくらいに有名になって、別名「UFOライン」とも呼ばれている道です。

　最高地点標高1690mにもなる高所を走る全線舗装1車線の狭くてウネウネした山道ですが、休日にもなると登山客を中心とした車でかなり混雑します。
　車同士のすれ違いが困難な区間が多いので対向車や前走車の急停止には要注意です。　決して走りを楽しむような林道ではなさげ。

　しかし道中は大きな木がほとんどない見晴らしのいい山道で、尾根上を縫うように続く林道の景色は日本の道路とは思えない絶景！　この日はちょっと霧が出てたけど･･･

　四国有数の高所を走る林道から見下ろす山々はまさに天空から見下ろした景色そのもの。　石鎚スカイラインよりも断然すばらしい景色を見ながら走ることが出来ます。

　瓶ヶ森林道終点付近は石鎚神社登山口の大駐車場があって、道中では貴重な休憩施設の1つです。

　すぐ近くには石鎚神社土小屋遥拝殿があります。

　せっかくなので参拝することに。
　四国最高峰の石鎚山(1982m)はこの石鎚神社の神体山であって、山頂にも頂上社が設けられています。　さすがに山頂まで行く装備も気力も無いのでここで参拝でよしとすることに(笑)

　この先石鎚スカイラインを経由することで愛媛県の国道494号線まで行くことが出来ます。　石鎚スカイラインは全線2車線なので瓶ヶ森林道よりも走りやすいです。
　道の狭さと急カーブの多さ、交通量など走りにくい要素が多いですがここからの景色はここでしか見られない感動があります。

　そして2017年に再訪したときは前回(2011年)に比べて、少々雲はあるものの天気は良好で霧も無く見晴らしがよかったです。

　そしてよくツーリング雑誌やテレビで紹介されているアングルは、おそらくこの場所※地図※から尾根上の登山道をちょっと登った所から撮った景色だと思います。
　いつの間にやらUFOラインとも呼ばれている天空の道ですが、確かにここから見る瓶ヶ森林道はとても下界では見られない光景です。

　別アングルから。　しかしこの登山道前は駐車スペースがごく僅かしかないので、シーズン時にバイクを停められるかは微妙なとこ。
　それでもこのポイントを逃さないで、ぜひここから見下ろしてみてください。