小田原駅周辺で大型バイクも停められるバイク駐輪場一覧【小田原城】

無料はないが200～300円台で停められる駐輪場多め

　神奈川県西部を代表する都市、小田原市。
　小田原駅近くには小田原城があり、小田原駅前も数年前に再開発されて観光ついでに立ち寄りたくなるような施設が立ち並んでいます。

　また、有名な温泉街ながら周辺にコレといったバイク駐輪場が無い箱根湯本駅までも箱根登山鉄道で15分程度と、いっそのこと小田原駅周辺の駐輪場に停めて箱根湯本まで行く、という手も無くはないかもしれません。

　今回はツーリングでも使えそうな小田原駅周辺の”大型バイクも停められる”バイク駐輪場をメインに紹介していきます。

【小田原駅東口駐車場(バイク)】　長時間バイクを停めたいならまずココ

　まず紹介するのは小田原駅から徒歩約5分、「小田原市事業協会」という財団法人が運営している「小田原駅東駐車場」でございます。　実質的な小田原市営駐車場…という立ち位置でしょうか？

　小田原駅東口駐車場は車がメインの駐車場となっていますが、1階の一部スペースが自転車とバイクの駐輪場として整備されています。

　なお、自転車とバイクと車の出入口はそれぞれ違っていて、バイクは駐車場棟の線路側、小田原城寄りの方に出入口があります。

　ちなみに、そのバイク出入口近くの交差点は各方面とも右折禁止となっているので要注意。　気になる方はGoogleストリートビューで確認するのもいいかもです【地図】

　バイク駐輪場内はこんな感じで両サイドにチェーン式の駐輪機が設置されており、無人管理となっています。

　出入口近くのオレンジのラインで仕切られた区画は自動二輪車用、奥の白いラインの区画は原付(50㏄以下)専用とエリア分けされています。

　オレンジ線の区画のスペースはまぁ標準的なスペースかなと？　通路も狭くも広くもなく、よほど大きなバイクでなければ使い勝手は普通かなと思います。

　また、収容台数は原付区画含めて40台とまぁそこそこの収容力。　平日昼過ぎの訪問でしたが、8割ほど埋まってるくらいの混雑具合でした。

　そして料金は24時間ごとに250円と、24時間単位だと小田原駅周辺では最安値となっております。
　オマケにこの良心的な値段で屋内に駐車できるというのも地味にありがたい。

　数時間程度の市街地散策や駅周辺のホテルに宿泊する際のバイク置場として、電車で移動する際にも使えるバイク駐輪場の1つとなっています。

【ショウワパーク小田原駅東口駐輪場】繁華街の中にあり、数時間程度の利用に便利

　お次は小田原駅から徒歩約2分と非常に近く、繁華街の中に位置している「ショウワパーク小田原駅東口駐輪場」でございます。

　当然小田原駅や市街地へのアクセスは抜群にいいんですが、繁華街の路地にあるためか一方通行路が多いのでそこだけ要注意です。
　まず駐輪場に沿ってる道は小田原駅前のバスロータリーからの一方通行となっており、反対方向(バーミヤンや牛角が入ってるビル)からは逆走となるので、駅前ロータリーからアクセスしましょう。

　30mほど走ると、同じくショウワパークの四輪用駐車場がありますが、バイクは駐車場の横の路地に整備されています。

　こちらがショウワパーク小田原駅東口駐輪場でして、路地入って手前側にバイク専用、奥に進むと自転車専用の駐輪場が整備されています。
　バイクエリアだけですが、屋根も付いているのでちょっとした雨なら凌げそうです。

　バイク駐輪場としてはかなり珍しい、フラップ式の駐輪機でして、車のようにバイクのタイヤをフラップに乗り上げると、しばらくしたらフラップが上がるシステム。
　ゲート式やチェーン式と違って使う機会が少ないので最初は少々戸惑うかもしれません。

　1台当たりの枠スペースも中型～大型ネイキッドなら可も不可もないスペースかなと。　駐輪場と接続する路地も車1台分くらいの幅があるので取り回しはしやすい方かな？

　料金は5時間毎200円、交通系ICで支払うと10%引きになります。
　半日以上の利用だと先ほどの「小田原駅東口駐車場」の方が安いですが、数時間程度の利用ならこちらの方が小刻みな時間設定でその分安くなっているので利用しやすいかなと思います。

　こちらも平日昼過ぎの訪問で半分程度空いていたので、「小田原駅東口駐車場」よりも停められるチャンスがあるかと思います。

【藤棚臨時観光バス駐車場】小田原城には専用のバイク駐輪場あり

　東京近辺では珍しい、大規模かつ天守も外観復元されているお城で、立派な観光名所となっているのがこちらの小田原城。

　小田原城から小田原駅まで徒歩10分程度と非常に近いので、先ほど紹介した2か所にバイクを停めれば小田原城まで足を延ばすこともできます。

　ですが、そもそも小田原城にはバイク専用の駐輪場が整備されているので、最初から小田原城メインで行くならこちらに停めていくのがベターでございます。

　場所は小田原城南側にある藤棚臨時観光バス駐車場でして、その名の通りバスや大型車がメインですが、バイクや障がい者用車両の駐車場も兼ねています。

　バス駐車場ということで常時係員がいるので案内に従いながら駐輪スペースに停車。　近くの観光案内所の中に駐輪チケットの券売機があるので購入して係員に渡すという流れです。
　バイク用の駐輪枠的には10台分くらい？くらいですが、そこらへんは混雑具合を見ながら係員が柔軟に対応してくれるかもなので実際はもうちょっと停められるかなと。

　見ての通り青空駐車ですが非常に停めやすいので、大型バイクでも難なく停められるかと思います。
　料金は1日1回につき200円と良心的な価格。　ただ、当然小田原城散策を前提としているので営業時間が短めなのと、営業時間内での利用に限られます。

※おまけ【箱根板橋駅 無料駐輪場】箱根湯本へのパーク＆ライドに使える？

　神奈川県有数の人気温泉街である箱根湯本駅周辺には(予約制を除くと)一時利用のバイク駐輪場が無く、ツーリングでは非常に立ち寄りにくいエリアでございます。　しかしちょっと調べてみると、箱根湯本駅から3駅離れた箱根板橋駅には無料の駐輪場が整備されているということで、パーク＆ライド的な方法で箱根湯本に行くに便利なんじゃないか？

　と、言うことで見てきました。　箱根板橋駅の駐輪場は駅から徒歩約4分、西湘バイパスの高架下に整備されています。

　どうやら「大窪公園」という高架下スペースを活用した小規模な公園のようですが、その公園の入口側の区画のみ駐輪場となっているようです。　まず駐輪場入口には大きめの車止めがあるので、大柄なバイクやサイドパニア付きのバイクはかなり厳しいかと思います。
　ワタクシの愛車、GSR250は両サイドにマフラー2本出しなので250の割に横幅があるのですが、気を付ければ問題なく通れるってくらいでした。

　一応、小田原市のHPでは箱根板橋駅駐輪場でのバイクの利用に関しては特に記載が無く、他の駐輪場によっては「大型バイク不可」「125㏄以下の利用に限る」と明記されている一方、箱根板橋駅駐輪場については無記載ということで特に制限が無いのかな？と捉えています。

　ですが、やはり自転車の利用が圧倒的なのと通勤通学利用がメインなのでまんべんなく自転車で混雑気味となっています。
　大型バイクもサイズがコンパクトなら停められなくはないですが、自転車に当たってキズが付いて(付けて)しまう事を考えるとちょっと躊躇しちゃうかも？

　ちなみに箱根板橋駅から箱根湯本駅までは3駅260円でして、本数もそこそこ走っているので日帰りくらいならパーク&ライドするには1つの方法としてアリかなと思いました。

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