【撮】 岩井崎・潮吹岩 ★★★☆ 【気仙沼市】

東北地方
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勢い良く吹き上げる潮吹岩

 岩井崎は気仙沼市街から南へ10kmほどにある小さな岬ですが、大変珍しい潮吹岩をはじめとした気仙沼の観光地の一つとなっています。

 東日本大震災の津波は小高い崖の岩井崎にも押し寄せて、周辺の住宅地や観光施設やホテルに壊滅的な被害をもたらしましたが、岩井崎自体は被害を受けながらも何とか観光地として持ちこたえられました。

 潮吹岩は独特な地形の岩礁に波が打ち付けられることによって、波がまるで鯨の潮吹きのように高く吹き上げることから名づけられました。 波が吹き上がっているのが・・・わかるかな?

 この日10分くらい粘っていてこれくらいでしたが、条件がいいと高さ10m以上吹き上げるとのこと。
 津波の影響で以前よりは高く吹かなかったとも言われますが今も潮吹岩の吹き上がりは健在です。

 この岩井崎には他にも「岩井崎灯台」「秀の山像」「龍の木」など、ちょっとした見どころポイントが点在しています。 岩井崎灯台。 潮吹岩から少し離れたところに、松林に囲まれてひっそりと建つ小さな灯台です。

 こちらは江戸時代に活躍した地元出身第9代横綱、秀の山雷五郎像 震災の津波にも耐え抜いた、さすがは横綱の像です。

 そして2012年頃にテレビで注目された「竜のように見える木」もここにあります。
・・・なんか人工的に切られたような気がするんですけど・・・まぁ竜に見えなくはないですね。

 大津波に耐え抜いた松林は現在も健在。 潮吹岩や竜の木へはこの松林を抜けて行きます。

 岩井崎から見る海岸と気仙沼湾。 三陸海岸南端の景勝地として、美しい海岸線を見ることができます。

※画像は2011年10月撮影
 道中には宮城県の震災以降の1つ、旧・気仙沼向洋高校(現・気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館)もあり、岩井崎周辺を襲った津波の威力を知ることができる貴重な施設もあるので、あわせて行ってみるのもいいかと思います。

◆ 岩井崎・潮吹岩 ◆
住所:宮城県気仙沼市波路上岩井崎
・国道45号から案内板あり
料金:見学無料
バイク駐輪場:無料/四輪と共用
見学時間:自由
所要時間:約30分
【訪問時期:2013年6月/最終更新:2021年1月】
★Googleマップで【岩井崎】を見る★

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