【トレインビュー】「静鉄ホテルプレジオ 博多駅前」に泊まってみました【朝食バイキング】

九州・沖縄
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客室から新幹線&在来線の電車が見放題のトレインビューホテル

 ちょっと前に福岡観光・・・と言うかバイク駐輪場巡りに行ってきたので、その時に泊まったホテルも紹介していこうかと思います。
 思えば過去に博多駅周辺を散策したのって、旧駅舎で井筒屋が入ってた頃ぶり。 なので超久しぶりに今回博多に降り立ってみると、こんなデカくて洗練された駅前だったっけ??って驚きました。

 さて、そんな博多駅博多口から線路沿いを南に歩いて6分ほどの所にあるビジネスホテル、静鉄ホテルプレジオ博多駅前に一泊しました。

 静鉄と言えば、静岡県静岡市の鉄道会社で静岡鉄道の略。 新静岡~新清水の約11㎞を結ぶ中小私鉄ですが、そんな地方鉄道がなぜ博多の駅前にビジホを???

 どうやら静岡鉄道は鉄道以外にも事業展開していて、その一環のホテル事業として「静鉄ホテルプレジオ」というビジネスホテルを静岡県内に3か所、東京・京都に1か所ずつ、そしてこの博多駅前の計6か所運営しているそうです。

 思えば僕が過去に大阪で泊まったホテルも、神奈川資本の鉄道会社の「相鉄フレッサイン」でしたし、現地には全く繋がりがなさそうな鉄道会社資本のホテルがあってもおかしくは無いのでしょう。

 まぁそんなこんなで静鉄ホテルプレジオを予約したのでとりあえずチェックインしに行きます。 1階は出入口とエレベーターのみで2階のフロントに向かいます。 2階はフロント・朝食開場のレストランやアメニティコーナー。 客室は3階から14階で、8階と12階に自動販売機、12階にコインランドリーや製氷機&電子レンジがあります。

 2階フロントの前にはアメニティコーナーがあり、一通りあったら嬉しい物は揃っていました。 で、後述しますが入浴剤ももらえるってのがちょっと珍しいポイントです。

 さらに、2階にはウエルカムドリンクとして、コーヒーやお茶が飲み放題となっています。 ドリンクの利用はチェックイン日のみとなっています。

 さらにお茶に関しては静岡の会社らしく、掛川茶深蒸し茶というこだわりぶり。 掛川茶のみ提供時間は15時~22時とちょっとタイトになってるのでお早めに。

 必要なアメニティを取ってお部屋に向かいます。 今回は7階の角部屋のお部屋でした。 お部屋はシングルルームで、2018年オープンとまだまだ新しいホテルなのでとても綺麗!
 部屋の広さ自体はまぁ普通のビジホ並ですが、ハンガーラック周りやデスク周りが非常に省スペースな設計なのが特徴でして、衣類ロッカー的な大きめの収納はありません。

 ビジホでは貸し出しサービスなのが多いであろうズボンプレッサーが1部屋ごとにあるのは珍しいかな? あとちゃんとした空気清浄機があるのもいいですねー。

 ベッドはシングル部屋でもダブルベッド。 壁紙やカーペットやカーテンも暗めの色で、シックで落ち着いた印象ですね。

 枕元の宮台に照明、目覚まし時計、USB&コンセントが完備。 何気にサイドテーブルがあるのが便利でした。
 あと今どきのホテルは当たり前かもしれませんが冷暖房は全館空調ではなく、部屋ごとにエアコンがあるので自由に温度変更可能。

 ミニ冷蔵庫(冷凍室無し)には水のサービス、その下には貴重品BOX。

 狭い部屋ながらも工夫してビジホらしい設備を整えました!って感じです。 狭いと言いつつもただ泊まるだけなら十分すぎる広さですし、多少のデスクワークでも問題ない造りでしょうか。

 さて、他のビジホではあまり見かけないポイントとして、お風呂はトイレ共同ではなく完全独立しています。

 同価格帯のビジホだとトイレとシャワー&風呂がカーテンで仕切られているパターンが多いかと思いますが、これなら遠慮なくバスタブにお湯を張ってゆったり入浴することができます。
 なんなら2階のアメニティコーナーに入浴剤もあるのでまるで我が家のようにお風呂に浸かれるのがありがたい。

 強いて不満点を言うなら追い炊き機能が無かったのと、トイレが脱衣所&洗面台に追いやられている点ですが、ぬるくなったらお湯を足せばいいし、トイレ兼洗面所も広いので個人的には問題なし。

 そしてこのホテルの最大の特徴の一つが「トレインビュー」のお部屋を指定すると九州の在来線と新幹線を見渡す事ができる点。 さすが鉄道会社運営のホテル!? お部屋の窓を眺めると九州新幹線と鹿児島本線がすぐ目の前にあり、JR九州の通勤電車や特急・新幹線、JR西日本の新幹線、貨物列車なども見ることができます。
 特にJR九州は特急王国なこともあって個性的なデザインの特急列車が多いので、さほど鉄オタじゃないワタクシもボーっと見ていて飽きないくらい見ごたえがあります。

 そして九州最大の大動脈駅である博多なので数分に2~3本以上の頻度で休みなく列車が通過することが見ることができます。 一度に二本同時に横切ることは当たり前、三本四本同時に通過することも。
 鉄道マニアなら一度は泊まってみたいホテルではないかと思います。

 まぁその代わり終電から始発以外の時間帯はどうしても列車の通過音が気になるかもしれません。
 部屋の窓は二重窓ですし、耳栓も付いていて防音対策は頑張っている様子ですが、それでも寝るには少しうるさい程度に聞こえます(笑)
 トレインビューを諦めていいなら線路の反対側にも客室はあるので、そちらを希望するのも手ですね。


 

そんなこんなで翌朝となりました。 今回は朝食付きプランなので、2階の朝食バイキング会場へ向かいます。

 と、言うか今回このホテルを選んだのは朝食バイキング目当てってのもあるくらい、朝食バイキングに力を入れているらしいのでちょっと期待しています。 まず最初に見かけたのが豊富な種類ドリンクコーナー。 定番のドリンク類に加えて青汁や静岡茶と八女茶の飲み比べなんてのもあり。 また、テイクアウトもできるホットコーヒーもあり。

 

 あとはできたてスムージーやパンコーナー。

 バイキングエリア中央にはサラダコーナーが。

 サラダ以外にも冷たい惣菜類やデザート類もあり。

 グラタンもちくわの天ぷらも美味しかったです。 麻婆茄子はナスが嫌いだったのでパス(笑)

 定番のお惣菜類もこんな感じで揃っていて、ちょいちょい手の込んでそうな料理も。

 定番の卵料理や焼き魚の他に、博多らしく明太子も食べ放題となっていました。

 朝食開場の目玉料理でもありますが、もつ鍋があるのが面白い。 あっさり味付けの美味しいもつ鍋でした。 薬膳カレーも油揚げたっぷりのみそ汁も美味しかったです。

 あとはシリアル系コーナーや

 温泉卵や納豆など朝食らしいラインナップもあり。

 そんなわけで相変わらず汚い盛り付けですが(略
 どれも美味しくて、優しい味付けだったので多めに取っても意外と食べられちゃいますね。

 さすがに観光ホテルなどと比べるとこじんまりとしていますが、ビジホでこのクオリティの朝食なら朝食付きプラン付きにする一択かと。 ちなみに窓側のカウンター席なら新幹線や在来線の列車を見ながら朝ご飯を食べることができます。 やはりここは鉄オタのホテルなのかと。


 

 と、いう訳で朝食バイキングとトレインビュー、独立お風呂が強みの静鉄ホテルプレジオでしたが、特に電車好きならば騒音さえ覚悟できれば超オススメできるビジホです。
 今回は楽天トラベルの予約で大体5500円くらい(朝食込み)でしたので、このクオリティだったら大満足です。 ツーリングブログらしくバイク置き場を紹介すると、一応ホテルにはレンタル自転車を兼ねた小規模な駐輪場がありますが狭いのでせいぜい原付数台程度
 大きなバイクはホテル専用の有料駐車場(1泊1500円/要予約)を半額にて提供できるそうなので、予約時に確認してみましょう。
 また、ホテルより徒歩1分圏内に博多駅前4丁目駐輪場もあります。

◆ 静鉄ホテルプレジオ博多駅前 ◆
住所:福岡県福岡市博多区博多駅前4丁目17番6号
・JR博多駅博多口より線路沿いを南に歩いて徒歩約6分
料金:1泊5000~9000円程度
バイク駐輪場:狭めの自転車・二輪スペースあり、もしくは専用有料駐車場を半額にて提供できるとの事(要予約)
・当ブログの【大型バイクOK】博多駅周辺の「無料時間or最大料金あり」のバイク駐輪場一覧も参照
チェックイン/アウト:15:00~/~11:00
備考:wifiあり/電子レンジ・製氷機あり/洗濯300円・乾燥30分100円
HP静鉄ホテルプレジオ 博多駅前
【訪問時期:2022年2月/最終更新:2022年4月】
★Googleマップで【静鉄ホテルプレジオ博多】を見る★

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