スリル満点!絶壁の上からの好展望
良質な凝灰岩であることから江戸時代から昭和57年まで建築用の石材の産地として採石されていました。
その結果、山の一部は直線的に切り取られた岩肌が目立つようになり「鋸山」と呼ばれるようになりました。
房総半島南部ではメジャーな観光地ですが、バイクで行く際はちょっと注意。 鋸山へのメインアクセス路である鋸山登山道路(有料道路)が二輪通行禁止なので、ロープウェイを利用するか鋸山観光道路(無料)を利用するかの二択になります。
鋸山観光道路は無料で中腹まで行けますが、国道からだと分岐がわかりにくいので注意。 分岐のすぐ先にある二連続の高架下のトンネルと「日本寺」の案内板が目印です。
ロープウェイ山頂駅及び鋸山登山道路(有料・二輪不可)駐車場と比べると、無料駐車場から山頂は階段を1.5倍くらい余分に歩かないと行けません。
が、有料道路やロープウェイから日本寺の大仏など一通り見るなら階段を下りなきゃいけないのに対して、無料駐車場からだと道中の寄り道ポイントとなっているので、鋸山をぐるっと回るならどこからスタートでもしんどさは変わらないと思います。
山頂の「地獄のぞき」だけ見たいならロープウェイからの方が楽、という事になるかな?
そんなわけで、僕は鋸山観光道路から登りました。 鋸山観光道路から登ると近くに日本寺大仏が見えます。
高さは31m。 奈良の大仏の2倍弱というかなり大きな大仏です。
無料駐車場から20分~30分くらいかな? 登り続けてようやく山頂へたどり着きました。
ちなみに鋸山一番の撮影スポットでもあり、スペースは狭いので観賞&撮影の順番待ちの列が発生していることも多々あり。
麓では三浦半島の久里浜と富津の金谷を結ぶ東京湾フェリーの行き来も見ることができます。
さて、ここから少し下ったところに百沢観音があります。
世界戦争戦死病没殉難者供養と交通犠牲者供養のために1966年に作られたということですが、とにかくデカい。 正直、大仏よりもこっちの方が圧巻でした。
この百沢観音周辺が以前の石切り場だったらしく、垂直に切り取られた岩場の中を進んでいきます。 切りっぱなしの岩場がたくさんあるのは房総半島らしい雰囲気を感じられます。
料金:参拝入山料700円
・ロープウェイ往復950円、詳しくはロープウェイHPで確認を
バイク駐輪場:ロープウェイ駐車場(四輪と共用)【地図】・鋸山観光道路駐車場(二輪専用あり)【地図】共に無料
拝観時間:8:00~17:00
・当面の間9:00~16:00
所要時間:約120~180分
HP:鋸山 日本寺
【訪問時期:2014年4月/最終更新:2022年7月】
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