【走】 九十九里有料道路 ★★★☆ 【一宮町~九十九里町】

関東甲信越
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九十九里海岸に沿って走る快走有料道路

 九十九里有料道路はその名の通り九十九里海岸のすぐ近くを並走する有料道路で、長生郡一宮町から白子町・大網白里市を経て山武群九十九里町までの17.2㎞を結びます。
 また、海岸に対して内陸方面に垂直に続いている東金九十九里有料道路とも接続しています。

 全長66㎞と日本最大級の長さを誇る九十九里海岸の南側半分をスムーズにパスできる有料道路として重宝され、道中にはサーフィンも楽しめる海水浴場が点在していることから波乗り道路とも呼ばれているのだとか。 確かに走行中は海水浴場らしき砂浜がいくつもありました。 走行時は2月な上に日も暮れかけなので立ち寄っていませんが、ツーリングがてら砂浜散策も悪くないかも?
 九十九里の砂浜と延々と続く海岸を横目で見ながら走れるシーサイドラインと言った感じで、景色を眺めながら走るにはなかなか良いかと。

 道路自体は片側1車線の対面通行で、有料道路と言えど一般道路扱いなので制限速度は全線60㎞/hとなっています。 とはいえ、ほぼ直線の道路となっていて非常に走りやすいのでついつい飛ばしている車両もちらほら。
 また、一般道路ですが125㏄以下の原付・自転車・徒歩は通行不可となっています。

 今回走行した限りでは基本的に交通量も少ないように感じ、内陸を並走する国道128号や県道などの抜け道よりも明らかに所要時間は短縮できます。 北行き方面は有料道路のほぼ中間地点にあたる白子料金所にて、南行き方面はやや北側の豊海料金所にて全線分の通行料をお支払い。 料金所を通過しない範囲でICを出入りする分には料金は発生しませんが、7~8月の期間限定で白里ICの前後にも料金所が設置されます。 詳しくは公式HPを参照。

 そして、九十九里有料道路の南側には有料道路内唯一のパーキングエリアである一宮休憩所があります。 南行き・北行き両方からアクセス可能ですが、信号の無い交差点となっているので右折や合流の際はちょい注意。
 ちなみに南側始点からアクセスする場合、パーキングだけ寄ってまた南側に戻る分には料金所は通らないので無料で利用できます。

 所詮は小さな有料道路の小さなパーキングなのかもしれませんが、数年前にリニューアルしたそうで中は意外とキレイ。 1階には売店やご当地名物もある食堂があり、2階はちょっとした休憩所兼展示スペースとなっています。

 一宮PAの位置はちょうど一宮川の河口にあたるのでコンクリートの岸壁が目立ちますが、一応は2階から九十九里浜の海岸を一望できます。

 また、駐車場から防波堤の階段を登ってちょいと散策することも可能。 ちょうど津波対策らしき工事をやっていたからか、道中も大型重機で工事している姿も多かったです。

 走りやすさ良し、景色も良しの九十九里を代表するツーリングルートの1つです。 料金もまぁ安いので混雑する内陸の国道を走るよりかはツーリングらしい走りを楽しめると思います。

◆ 九十九里有料道路 ◆
案内:長生郡一宮町~山武郡九十九里町の区間、いずれも直近を並走する県道30号線からアクセス
料金(自動二輪):全線一律220円
・22:00~翌6:00(7・8月は23:00~翌5:00)は料金所閉鎖の為、無料で通行できます
バイク駐輪場:南側に一宮PAあり。無料/四輪と共用
通行時間:24時間通行可能
通行制限等125㏄以下の原付・自転車・徒歩は通行不可
該当距離:約17.2㎞
備考:7・8月に限り白里IC【地図】前後に白里料金所を開設
・全線制限速度60㎞/h・ETC利用不可
HP千葉県道路公社/九十九里有料道路
【訪問時期:2018年2月/最終更新:2022年6月】
★Googleマップで各地点の地図を見る★
白子料金所(北行き) ◆ 豊海料金所(南行き) ◆ 一宮PA

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