【食/他】　こんにゃくパーク　★★★★　【甘楽町】

こんにゃく料理試食バイキングが人気の工場見学

　こんにゃくパークは群馬県に本社を置くヨコオデイリーフーズが運営している体験･見学型の工場施設です。
　全国に数ある「試食できる工場見学」の施設の中でも人気ランキングトップクラスをキープしている人気の観光地として知られています。

　まずこんにゃくパークの敷地全体がかなり広く、東南アジアチックなベンチがあったりコンビニがあったり産直物産館や足湯までありました。　甘楽町の名水を汲み上げて工場内の蒸気を活用して沸かしたという足湯ですが、ちょいぬるくて、まぁ…って感じでしたが、異常に充実していて大小合わせて5か所もの足湯が。
　さらには2021年12月にはミニ観覧車がオープンするようで、もはや工場と言うよりかテーマパークに近い存在となっています。

　入口を入ってすぐに総合受付があり、そこに入場者の情報を記入して工場内へ。　工場内は大まかに1階の売店･試食バイキングゾーンと2階の工場見学ゾーンの2エリアに別れています。　いきなり試食エリアでがっつくのは大人としてアレなんで(?)　まずは2階の工場見学ゾーンへ向かいます。
　工場見学では主に「板こんにゃく」「しらたき」「ゼリー」の製造ラインを見学できます。

　巨大な機械がデーンと並んでいて、こんにゃくの原料や材料が投入されるシーンや完成品がベルトコンベアで流れるシーンが見られますが・・・

　あいにくかなり遅めの訪問だったのでほとんどお片付けムードでした・・・

　工場内を見学できる範囲はそこそこ広く、子供にもわかりやすい感じでこんにゃくの説明もありましたが、こういう工場見学&試食系の施設にありがちな各自セルフで見て回る感じのちょっと簡素な工場見学となります。

　で、メインとなる1階の売店･試食バイキングゾーン。　売店エリアもかなり広く、ヨコオデイリーフーズのこんにゃく製品のほぼすべてを販売しています。
　単品のこんにゃく製品から袋詰め放題や福袋のようなお得な詰め合わせまで。　さすが元値が安いこんにゃくなので単品で100円台から詰め合わせセットでも1000円程度で買えちゃうので手ごろなお土産として良いかも。　ツーリングライダーにとってはかさばるのと重いのが難点かもですが(笑)

　こんにゃく以外の関連商品も結構あり、道の駅とかのお土産屋では見かけなさそうなものもちらほら。

　そして売店の奥にはメインとなる無料バイキングコーナーがあります。　ここは休日ともなると数十分待ちの行列になる事も多いのでシーズン時に訪れる際はちょい覚悟した方が良いでしょう。
　ちなみに訪問時はかなり遅めの時間帯だったのでさほど人はいませんでした。

　味噌田楽や玉こんにゃくなどこんにゃく料理の定番メニューや・・・

　焼きそばやラーメンやうどんと言ったコンニャク麺料理やいろんな味付けで煮込んだり漬け込んだり揚げたりした種類色々なこんにゃく料理が勢ぞろいしています。

　という訳で取ってみたのがこんな感じ。　左上から時計回りに、しらたきのかき揚げ･こんにゃくラーメン･味噌田楽･おでん&玉こんにゃく･ピリ辛煮込み･レバ刺し風こんにゃく。

　流石にこんにゃく自体もいいんですが、アレンジ料理もクオリティ高くてハズレ無く美味しかったです。　これが無料で食べ放題なのは人気の理由がわかったかも。　2巡目はこんな感じ。　こんにゃく焼きそば、お刺身風青のりこんにゃく、そしてプリンこんにゃくといったデザート風のこんにゃく料理も多数あります。
　あとは写真には無いですがこんにゃくカレーや寒天ゼリーや葛切りなどなど20種類くらいはあったかと。

　個人的にはこんにゃく麺系は特に美味しかったのと、唐揚げ風こんにゃくが良い感じの味付けで好きでした。

　ただ施設全体としては子供向け･ファミリー向けといった印象が強くて、休日やシーズン時におひとり様で無料バイキングに行くのはちょい躊躇ってしまうかなぁと思える雰囲気でした。　混雑具合も考えるとできれば平日に行ってみるのが良いかもしれません。

　ついでに敷地内にある産直物産館「旅の産直パーク」にも立ち寄ってみました。

　そしたら野菜類が当時のスーパー価格に比べてもめっちゃ安くて思わず買いそうになりましたが、ツーリング中にキャベツや白菜1玉はさすがに持ち帰れず泣く泣く断念(笑)
　今度は車で行こうか・・・？