京都の老舗ラーメン店から受け継いだ黒い中華そば
さほど滞在時間が無かった秋田駅周辺散策でしたが、何気に飯は行きのコッペパンくらいしか食ってないので、さすがにお腹が空いてきました。
盛岡駅構内にある「Fukuran with 福田パン」で話題のコッペパンを購入!
盛岡駅を出ずとも「福田パン」を味わうならここ! 2日目は八戸から盛岡駅で秋田新幹線に乗り換えて秋田駅周辺をちょこっと散策するという事で、一旦盛岡駅まで移動しました。 秋田新幹線は東京からだと乗り換え不要で直行できますが、青森方面から...
んー、一応帰りの新幹線で食う用のお弁当も買ったんですが、それはそうとちょっと遅めの昼食として今食べたいかなってのと、何気に今回の旅行でラーメンを食ってないことに気づきまして、気づいたからには急にラーメンモチベになってきたぞと。
そんな訳でスマホでサクッとラーメン屋を探してみた所、どうやらこちら「末廣ラーメン本舗」が秋田駅周辺で有名なラーメン店だとの事なので行ってみました。
末廣ラーメン本舗 秋田駅前分店。
どうやら「末廣ラーメン本舗」は京都の老舗ラーメン店「新福菜館」で修行した当時の店主が「新福菜館」のラーメンを取り込みつつ、東北の味に改良したものだそうで、「新福菜館」と言えば京都駅からも近くて「黒い中華そば&黒い焼きめし」で有名なお店でございます。
店舗は秋田市内に2店舗、仙台・青森・盛岡・東京の高田馬場にそれぞれ1店舗展開しています。 その中でも秋田駅前分店は名前の通り、秋田駅から徒歩3分くらいの近さにあります。
メニューは外観のメニュー表ですがメインはこんな感じ。 ベースの中華そばの他に塩ラーメンやあさり醤油といったものもあり、京都の「新福菜館」でも有名な「ヤキメシ」もありますね。
店内はL字型のカウンター席メインで2人掛けの小さめのテーブル席が数席。 人気店らしく壁一面にサインがビッシリ飾られています。
注文したのは一番ベーシックな「中華そば 並 850円」。 ラーメンを注文すると刻みネギ乗せ放題でして、ネギがドカッと入ったどんぶりを別添えで貰えまして入れ放題でございます。
ワタクシ、薬味ネギ入れるの大好き人間なのでこの時点で勝ち確ですわー(笑)
それはそうと、ノーマルの中華そばですが「新福菜館」みたいなイメージかと思いきや、思ったよりは言うほどドス黒くは無いかなと。 こげ茶に近いスープでして、これくらい濃い色した豚骨醤油ラーメンもよく見るかなーと思える範囲の黒さ。
で、食べてみるとまず最初に思ったのは「熱っ!」でして、たぶん過去イチ熱っついスープだったかと。 猫舌要注意。
それはそうと、見た目ほどしょっぱそうなわけではなく、炊き出した豚骨の風味を程よく感じられるスープでして、昔ながらの中華そばをより本格的に、ちょっと濃厚に仕上げたかのようなラーメンでした。
老舗らしくどこか懐かしさを感じる味であり、ふとまた食べたくなるようなクセになりそうな一杯でして、「新福菜館」とはまた別の印象を持ったラーメンでした。
あんまり食っても帰りの弁当が食えなくなるのもアレだったので「ヤキメシ」は頼まなかったんですが、せっかくなら「ヤキメシ」も食べてみたかったところですねー。
そんな訳で旅の締めくくりにはちょうどいいお味のラーメンでして、立ち寄って正解だったお店でした。
秋田駅前分店は朝8時から深夜3時までと、朝ラーでも夜食でも利用できそうなのもナイスかと。
またやはり秋田ではそこそこ知名度が高いのか、駅の売店やスーパーでも末廣ラーメンのカップ麺が大量に売られていたので気になったら買って帰るのもいいかもしれないですね。