都市型リゾートホテル「ホテルサンスイ那覇」に泊まりました【温泉＆プールあり】

沖縄では珍しい、天然温泉もあるコンパクトなリゾートホテル

　２月に新幹線乗りまくって東北らへんをぐるぐる回ってたんですが、今回は4月に行った沖縄で泊まったホテルとかご飯とか紹介しようかなと思います。
　まぁ今回は一人旅ではないので紹介できる内容は少ないんですが、それでも今まで行ったことのない場所とか食堂とかも行けたので、それはそれで楽しめたかなと。

ホテルまでのアクセス～チェックインまで

　そんなわけでまずは初日に泊まったホテル「HOTEL SANSUI NAHA 琉球温泉 波之上の湯」(ホテルサンスイ那覇)を紹介したいと思います。

　ホテルサンスイ那覇は元々WBFが運営していたホテルでしたが、WBFの経営立て直しの一環で現在は「リゾーツ琉球ホテル」が運営するホテルとなっています。　那覇空港のすぐ近くにある人気観光スポット「瀬長島」一帯をリゾート開発している会社ですね。

　ホテルサンスイ那覇 外観。　那覇市の「辻」にある14階建ての都市型リゾートタイプのホテルです。

　まず、この「辻」というエリアは風俗街で有名でして、ホテル周辺にはラブホや風俗ビルが所狭しと並んでいて、周辺散策ではキャッチの多さなど風紀上よろしくない場所なので、そういうのを気にする人はそもそもこのホテルに泊まるかどうかを考えたほうがいいかもです。

　一方でホテル北側はボウリング場や自動車学校やゴルフ場、子供向け屋内遊園地のある商業施設など健全施設が多く、那覇市唯一のビーチ「波の上ビーチ」や「波之上宮」まで徒歩約5分というのも魅力的です。
　子連れでホテルから波の上ビーチに行くなら北側から行きましょう(笑)

　ホテルまではゆいレールだと旭橋駅から徒歩約18分とやや距離があるためか、那覇空港からホテルまでの無料送迎バスサービスが運行されています。　送迎バスを利用した場合、ホテルまでは約7分とかなりスムーズに行くことができます。

　運行時間は朝8時台から17時台まで1時間2本ペース(12時台は運休)となっていますが、上記写真の通りハイエースタイプのバスなので乗車定員は8人と少ないです。
　実際、翌日の平日9時台の那覇空港行きのバスに乗ろうかと思ったんですが、すでに20人ほど並んでいたので諦めました。
　「チェックイン時間帯の空港⇒ホテル便」と「8～11時頃までのホテル⇒空港便」はすぐ満員になるので、徒歩＋ゆいレールかタクシーも考えないといけません。

　逆に「チェックイン前に一旦ホテルに荷物を預けたい」とか「チェックイン後に那覇空港まで行ってゆいレールに乗り換え」とか「チェックアウト後に周辺散策してお昼頃に空港へ」みたいに混雑時間帯を避ければ乗れる確率が高いかと思います。

　それはそうと早速チェックインします。　フロントはコンパクトながらも和風かつ南国風な雰囲気がありまして、おしゃれな感じがしますね。

　フロント内に最近では主流なアメニティコーナーがあるので必要な分をゲット。　「さんぴん茶」がありましたが、お茶パックには「ジャスミンティー」と書かれていました。　まぁ合ってるのでいいんですが。

　建物はちょっと変わっていて、中央部分が完全に吹き抜けとなっているほか、外壁も窓が無くてまるでマンションの通路みたいに吹き曝しになっているのが特徴です。　南国らしい心地よい風が吹き抜けるのはいいんですが、暴風時は雨風が入ってきそうなので要注意。

　そういえば前回行った安ホテルも似た構造でしたが沖縄ではよくあるビル構造なんでしょうか？

「スタンダードツインルーム」に宿泊

　お部屋は低価格タイプとなるスタンダードツインルームにしました。

　110㎝幅のベッドが2台あり、ちょうど真ん中の位置にコンセント＆USB口と小物置きスペースがあるのがいいですね。

　お部屋の広さは18平米ですがツインルームにしてはかなり窮屈でして特にスーツケースの荷物を広げる場所に苦労しました。

　その代わり、洗面台とトイレが一体となっていて、ビジホのシャワー＆トイレよりは広めのスペースとなっています。　ちなみにワタクシはここでスーツケースを広げました(笑)

　お風呂が完全独立しているのは良いかと。　まぁ後述する温泉があるのでお風呂は使わないかもですが。

　その他の備品類はこの棚に集約されている感じでして、非常にコンパクト。

　しばらく気づきませんでしたが、冷蔵庫のすぐ上は引き出し式の簡易テーブルとなっていました。　部屋が狭すぎてテーブルも無いんか！って思ったんですが、これならちょっとした食事もギリできるかなと？

　館内着はセパレートタイプの服で、特にパンツが沖縄っぽくていいですね。

ホテル内設備、サービスなど

　お部屋紹介はこれくらいにしてホテル内を散策していきます。　まずはコンパクトな売店があり、ちょっとした食事類やお土産など販売されていました。　お値段は定価かちょっと高めかな？
　また、電子レンジは売店内のレンジを自由に使っていいとのこと。

◆ホテル内には2か所のプールが！

　そして、このホテルの目玉でもあるプールは2か所あり、ひとつは2階のシースループール、そしてもうひとつは最上階にあるスカイプールです。

　まずは2階のシースループール。　都市型ホテルでありながら、おしゃれなプールがあるのはさすが那覇の観光ホテルかなと。

　2階のプールにはジャグジーもあり。　2階のプール＆ジャグジーはホテル宿泊者なら無料で利用できます。

　そしてこちらが最上階というか屋上にあるスカイプール。　2階のプールとちょっと違って浅瀬のエリアと普通のプール並みに深いエリアがあります。

　プール以外にも屋上テラス席も点在していて、那覇港やホテル周辺の景色を眺めることもできます。

　さすがに14階建ての屋上から見ると那覇市街地の隅々まで見渡すことができますね。　那覇市街地で高いところから見渡せる展望台ってほぼ無いので、普通の観光だとあまり見られない景色かなと思います。

　なお、こちら最上階のスカイプールは以前まで宿泊者全員無料で利用できましたが、2024年6月よりハイフロア(11～13階)プラン以上の宿泊者のみ無料となっており、それ以外の宿泊者は1人3000円の別途料金が必要となっています。

◆沖縄では珍しい天然温泉の大浴場！

　そしてサンスイ那覇もうひとつの目玉施設なのがこちら、天然温泉の大浴場でございます。　写真はさすがに撮ってないので公式HP上の写真を拝借。
　入ってみるとお湯はやや熱く、少し褐色がかったお湯でなめてみると塩辛くて、予想以上に本格的な温泉で満足でした。

　露天風呂もありますが構造がちょっと独特で、内風呂からだと一旦脱衣所に戻って階段を上る必要があります。　露天風呂とはいえ天井部分が開いているだけで壁で覆われていて景色は見えず。
　それでも沖縄の暖かい空気の中入る露天風呂も中々良いものだったので、1度露天風呂に行ってみると良いかもです。

　ちなみに1階の朝食会場にてウェルカムドリンクサービスがあり、アルコール類も無料で飲むことができます。　ソフトドリンクは13時～17時まで、アルコール類は13時～15時までとお酒を飲むなら微妙すぎる時間設定なのがネックですが、タイミングが合えばめっちゃうれしいサービスですね。

　ソフトドリンクはよくあるドリンクバータイプで、シークヮーサー入りのジュースもありました。

　アルコールサーバーのハイボールとオリオンのサザンスターが飲めるのも嬉しい。　アルコールは他にも泡盛3種類に加えてやハブ酒なんかも飲むことができます。
　ハブ酒なんてお土産で買っても量が多いし、沖縄の居酒屋で少々お高いのを飲むくらいだったのでまさかここで無料で飲めるとは。
　泡盛もハブ酒もどんなものかお試しで飲むにもちょうどいいので、むしろウェルカムドリンクを飲むためにホテルに向かう計画にしてもいいかも？

　ほかにもホテルオリジナルのハーブティー(ソフトドリンク)もありましたがこちらは何というか…独特なお味でした。

　今回は素泊まりだったので朝食は食べてませんでしたが、なんか本格的な沖縄料理メニューもあるので食べてみてもよかったかなーとちょっと後悔。

お値段、良い点＆悪い点、ホテル詳細など

　今回の宿泊ではどういうカラクリか謎ですが、「Trip」とかいう謎の予約サイトの格安セールで予約したのでスタンダードツインルーム素泊まり2人で4000円という、気味悪いくらいの破格で泊まることができました。
　まぁこれは例外として、平日の同じ条件で大体8000円台くらいからでしょうか。　それでも設備面もサービス面も価格以上に良いと思えるホテルでした。