新横浜駅周辺の”大型バイクも停められる”バイク駐輪場一覧【横浜市】

新幹線利用に便利そうな駐輪場もちらほら

　横浜市の新幹線の玄関口と言えばここ、新横浜駅。
　新横浜駅は新大阪駅や新神戸駅などと同じように、中心市街地から離れた位置にある新幹線駅でして、横浜の中心部である横浜駅まではJRで4駅、地下鉄ブルーラインだと5駅移動する必要があります。

　そのためか新横浜駅周辺は370万人都市の割にちょっとパッとしないかもですが、それでも駅前はオフィス街として発展していて、立派な駅ビルをはじめ飲食店やホテルなども充実しています。

　何より、神奈川県民にとっては重要な全ての新幹線が停まる駅ですし、数年前に相鉄･東急が相互直通したため新横浜駅から1本で渋谷･目黒方面に行くことも可能となり、ますます便利になりました。

　今回はそんな新横浜駅周辺の”大型バイクも停められる”駐輪場をメインに紹介していきます。

日産スタジアム専用の駐輪場は別ページにて紹介

　まず、新横浜駅から徒歩圏内にある日本最大規模のスタジアム「日産スタジアム(横浜国際総合競技場)」にはバイク&自転車共用の駐輪場が5か所整備されています。

　今回はこちらも現地調査しましたが、ちょっとこのページが長すぎてしまうので【日産スタジアム専用のバイク駐輪場一覧】にて紹介しています

【HAMA管理駐輪場】とにかく安い！空いていれば第1候補

　まずは新横浜では唯一の観光施設？である「新横浜ラーメン博物館」のお隣にある「HAMA管理駐輪場」でございます。
　新横浜駅まで徒歩約8分という距離にあります。

　「HAMA管理駐輪場」は時間貸しの立体駐車場「HAMA管理駐車場」の建物前と建物横に整備された駐輪場でして、原付から大型バイクまで特に制限無く停めることができます。

　ラーメン博物館側の建物横の通路にズラッとバイク駐車帯が整備されています。　ざっと40台程度は停められるでしょうか。

　が、この日は平日昼過ぎ頃の来訪時点でほぼ満車状態でして、停める気満々で侵入したにも関わらずどこも空いてないという…

　厳密には1台分空いていましたが、1台当たりの枠がかなり狭く、ワタクシのGSR250ではどう頑張っても停められない(と言うかキズが付きそう)と判断して断念しました。
　進入路も大型バイクを取り回すにはもうちょっと道幅が広ければな、と感じました。

　こちらは建物前の駐車枠でして、こちらは歩道に沿って縦列駐車する形で1台あたりの枠も広めで大型バイクも楽そう。　運よく空いていればこちらに停めたいとこですが…

　ここの最大のメリットは1日200円というエリアでは最安値の値段設定。
　駐車後は駐車場1階の管理室横にプレートナンバーを記入するメモとお金を入れる袋があるので記入&お金を袋に入れて、すぐ近くのポストに投入というシステム。

　ちなみに数日間の連続利用できるかは確認してないのですが、仮にできた場合は新幹線利用にもってこいでして、コスパ最高の新横浜駅周辺のバイク駐輪場となります。　…停められればの話ですが。

　また停める機会があったら聞いてみようと思います。

◆新横浜ラーメン博物館利用者は専用の駐輪場もあり

　そもそも、新横浜ラーメン博物館に立ち寄るようであれば、新横浜ラーメン博物館専用の駐輪スペースが設けられているのでそちらを利用する手もあります。

　位置としては新横浜ラーメン博物館の建物の隣のビルの横にある、従業員用の通路を兼ねたスペースとなります。
　一応写真のような案内板はあるものの、ぱっと見ホントに従業員専用通路なだけなので見落としてしまうかも？

　スペースはバイク換算だと5～7台停められるかな？程度で、金網のフェンスに沿って停めていきます。
　こちらはあくまで新横浜ラーメン博物館利用者専用の駐輪場となり、入場券購入の際に駐輪場利用の旨を報告した上で、駐輪場代として200円(自転車は無料)を支払うシステムとなります。

【キュービックプラザ新横浜駐輪場】駅から近いが値段は高い

　お次は新横浜駅ビルの商業施設向けの駐輪場「キュービックプラザ新横浜駐輪場」でございます。
　新横浜駅の北側、新幹線高架下にあり、新横浜駅まで徒歩約2分と今回紹介する中では最短距離クラスでございます。

　こちらは「自転車」と「原付(125㏄以下)」と「自動二輪」それぞれ入口がちょっと違うので要注意。

　自転車は回転ドア風な入口から、原付(125㏄以下)は自転車入口隣の自動改札風なゲートから。
　そして125㏄超の自動二輪は数m離れた所にあるチェーンロック式の駐輪場となりますが、駐車枠に接する歩道に段差があるので、駐車枠前後の段差が無い所から進入する必要があります。

　こちらは自転車&原付(125㏄以下)枠。　1枠あたりのスペースもそこそこ確保されていて、高架下なので雨も凌げて利用しやすそう。
　収容台数は公式上596台ですが自転車もカウントされているため、実質30～40台くらい？

　自動二輪だけチェーンロック式で収容台数わずか2台だけでございます。
　車道から直接乗りつけられれば楽なんですが、1台あたりの枠もそこそこ広そうなのでさほど苦ではないかな？

　ただ、バイクの料金は1時間毎200円、最大料金なし(原付･自動二輪共通)と今回紹介する中でも最も高い料金設定となっています。

　一応はキュービックプラザ新横浜の全店舗にて買い物をすると3時間分駐車券サービスがありますが、チェーンロック式な自動二輪枠は駐車券が無いのでサービス無し…かな？

　どちらにせよ実質、キュービックプラザ新横浜専用の駐輪場のようなものですが、料金の高さ故に常時そこそこ空いている印象なので、短時間で用事をパッと済ませたい人や、どこも満車だった場合に利用価値がありそうです。

【アットパークスクエア新横浜 バイク駐車場】※予約制

　横浜アリーナにほど近い位置にある「アットパークスクエア新横浜」には“予約制”のバイク駐車場も整備されています。

　予約するには専用のアプリをインストールしたりユーザー登録や事前決済をする手続きが必要となるため、どうしても利用するまでに面倒なことが多いのが難点ですが、予約さえしてしまえば満車で利用できないという心配は無くなるのは大きなメリットだと思います。

　料金は中型･大型バイクで1日440円と比較的良心的でして、原付はもちろん自転車も利用できるっぽいですね。

　駐車枠も中型バイクくらいのスペースは確保されていて停めにくいことは無いかと。　僕が見た限り、意外と自転車利用の方が多いかなー？

　紹介の通り予約制の駐輪場なので、(仮に空いていたとして)当日の利用や利用直前の予約ができるか不明ですが、貴重な新横浜駅周辺エリアかつ、しっかり整備されているバイク駐輪場なので紹介しました。

【サイカパーク新横浜篠原町駐輪場】篠原口側にあり、駅から近く値段も良心的

　新横浜駅を降りると、立派なオフィスビルやら高層ホテルやら商業ビルが立ち並んでいて、整然としたビジネス街のように見えますが、そちらは新横浜駅北口からの見た新横浜の景色。
　反対側の篠原口を降りると一変して、普通の住宅やアパートだったり、あと有料駐車場と山ばかりでして、駅の出口を変えただけでこうも景色が変わる駅も珍しいかと思います。

　お店らしきお店は駅前のコンビニくらいしか無さげな篠原口なんですが、一応いい点もあってですね、篠原口側は徒歩10分圏内に有料一時駐車場が無数に点在していて、相場も北側よりもかなり安いので四輪ユーザーならば知っておいて損は無いかと思います。
　さすがに午前中～昼過ぎまで満車率高めですが、少々駅から離れた位置であれば24時間800～900円台で停めることも可能です。
　そんな訳で四輪駐車場ばかりの篠原口ですが、一応バイク駐輪場も多少整備されていまして、その中でも唯一中型･大型二輪も駐車可能なのがこちら、サイカパーク新横浜篠原町駐輪場でございます。

　自転車からバイクまで対応している駐輪場でして、入口側はバイク専用、奥に自転車専用ラックがあるという仕組み。

　収容台数は15台程度だったかな？　一部口コミに枠が狭く大型バイクが停めにくいとの声があり、ちょうど1台分空きがあったので見てみましたが、我がGSR250的には…ギリ停められるかな？という感想。
　少なくとも先ほど見てきたHAMA管理駐輪場の1枠分よりは若干広いかと思いますが…

　通路も狭くも広くも無いといった感じなので、大型バイクやビグスクだとちょっと遠慮してしまうかもしれませんねー。　料金は4時間ごとに100円、最大24時間500円打ち切り、という事で新横浜駅周辺としてはかなり良心的な設定かと思います。
　この「24時間500円打ち切り」は繰り返し適用なのか気になるとこですが、仮に適用されなくても24時間600円なのでさほど差は無いですね。

　また、こちらの精算機は現金が使用不可でPASMO/Suica専用となっておりますので注意。
　駐輪場から新横浜駅篠原口までは徒歩2分程度と非常に近いのが便利！　まぁパッとしない篠原口とは言え新幹線や横浜線は篠原口からの方が近いので、鉄道利用するならば第1候補になる駐輪場かもしれません。