大金をはたいて岩場を開いたシーサイドライン
黄金道路と言われることになった由来は建設当時の莫大な費用から。
この道路を作るのに当時の費用で約94万円。 現在の価値にしたら道路1mあたり1億円以上かかる計算と言われています。
当然ながら当時の建設予算を大幅に超えてしまい、まるで黄金を敷いてるようだ、と言われ始めたことから黄金道路と名付けられました。
開通後も度々悪天候や落石により道路が損傷することが多いことと、対策としてトンネルを掘り続けているため、現在も黄金を湯水のように費やして整備しているようです。
そんな黄金道路と記念石碑が襟裳側の望洋台から見ることができます。
で、肝心の黄金道路の走り心地は・・・
別に道路が黄金でできてるとか、周辺で金が採れるとかそんなんじゃないからねー
別に信号もほとんど無いし、交通量も皆無とは言わずとも少ない方だと思います。 ただ、開通から90年弱が経った今でも改良工事が続いているため、車線規制は多いです。 排気ガスの溜まったトンネル内で停止させられたこともあって、ちょっとしんどかったです・・・。
まぁ道東から襟裳岬へ向かうには、大迂回しない限り通る道路なので、建設当時の大変さを思い出しながら走ってみるのもいいかもしれません。
案内:国道336号線襟裳岬東側沿岸部。望洋台は道道14号交差点より約2.5㎞北へ
料金:無料
バイク駐輪場:各所パーキング駐車無料,四輪と共用
距離:約30㎞(道道14号交差点~広尾町役場)
・道中GS無し、ガス欠注意
【訪問時期:2007年8月/2011年9月/最終更新:2019年4月】