【撮/他】 昭和の町 ★★★ 【豊後高田市】

九州・沖縄
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昔ながらの昭和を楽しめる観光商店街

 豊後高田市の中心部にある昭和の町は、衰退した商店街の起死回生を願って市と商店街が本格的に町づくりをしている商店街です。
 元々昭和半ばの古びた建物が多かったことを逆手にとって、あえて昭和レトロを強調して観光要素を盛り込んだ商店街になっています。
 ただ普通に昭和っぽい商店街ならばどこの地方都市にもありそうですが、この豊後高田の「昭和の町」商店街の「昭和っぽさ」の力の入れ具合がかなりすさまじいです。 かなり大真面目に昭和の町としての町づくりをしたんだなという熱意を感じられる街並みです。

 通りには喫茶店や駄菓子や、コロッケなどの惣菜屋の他に日曜雑貨店など色々なお店があってついつい立ち寄りたくなる雰囲気があります。 中にはクジラの竜田揚げや脱脂粉乳など懐かしの給食が味わえるカフェやスマートボール屋さんなんかもあって、観光客が入りやすそうなお店も多くあります。
 パッと見よくある商店街に見えるけれども、地元の買い物客よりも観光客の方が割合が多め。 地方の寂れた商店街やシャッター通りとはにぎわい方が違います。

 商店街の目玉施設となるのがこの昭和ロマン蔵。 有料ですが、昔の駄菓子やおもちゃを展示した「駄菓子屋の夢博物館」など、昭和をテーマにした資料館があります。

 入り口の前にはオート三輪やレトロな自動車が展示されています。

 これらも昭和の町を観光地化するために調達してきたのでしょうか。 今となっては珍しい車両やおもちゃなどの展示も充実しています。

 こちらは昭和ロマン蔵の「昭和の夢三丁目館」。 昭和の家電や生活道具などが展示されてたり、駄菓子屋が入っています。

 中には教室も。 こちらは駄菓子屋の夢博物館と違って一部無料で立ち入ることが出来ます。

 これくらい昭和っぽいと言うか古臭い商店街ってどこの町にもあると思いますが、さすがに市全体で一発逆転狙ってるだけあって、かなり力が入ってるように伺えます。 実際、観光客を中心に賑わいを取り戻しているそうで、僕が訪れたときも結構人がいました。

 ここに行く前はどうせ寂れた商店街なだけでしょ…って思ってましたが、力の入れ具合と賑わい様にちょっとビックリしました。 平成が終わって令和の時代となった現代、あえての昭和の雰囲気を味わうならここに行くといいでしょう。

◆ 豊後高田の昭和の町 ◆

住所:大分県豊後高田市新町989-1
・国道213号から県道29号「大分空港・大田」方面へ、その先「昭和の町昭和ロマン館」の案内あり

料金:散策無料。昭和ロマン館&駄菓子博物館2館共通券620円

バイク駐輪場:有料(1回200円)
・昭和の町駐車場のバス専用レーン内にバイク置き場あり。※地図は下記記載※

営業時間:9:00~17:00(昭和ロマン館)

所要時間:60~90分

HP:昭和の町

【訪問時期:2011年11月/最終更新:2019年6月】

★Googleマップで【昭和の町(二輪有料駐輪場)】を見る★

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