沖縄のレンタルバイクでヤマハ「トリシティ155」乗ってみました

小ネタ情報
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レンタルバイクだからこそ乗ってみたかった3輪スクーター

 沖縄ツーリングを実行するにあたって、レンタルバイク激戦区である那覇市内のバイク店をチェックしてたんですが、そこそこ手頃な価格でトリシティ155を貸し出しているお店がありました。

 ヤマハ・トリシティとは見た目の通り、前2輪、後ろ1輪の奇抜な3輪スクーターでして、前身の「トリシティ125」が発売された直後は「売れるかいこんなん」って思っていましたが、意外にも売れ行き好調らしく街ではしばしば目にすることや、一部県警の交番にも配備されていたりと一定の市民権を得ている様子。

 それならばせっかくのレンタルバイクと言うことで、ここぞとばかりに3輪バイクとやらの乗り心地を試してみようと思って今回借りてみました。

牧志駅前の「ヘルメットショップ SEA」にてレンタル

 沖縄で2店舗展開しているバイクショップ「サキハマ」の牧志支店となる「レンタルバイクとヘルメットショップ SEA」にてレンタルしました。
 無料送迎もあるっぽいですが、ゆいレールの牧志駅より徒歩30秒とアクセス良好なのが利点なのと基本料金がまぁまぁ安めだったのでこちらに決めました。

 お店のHPを見る限り、他にも豊富な種類のレンタルバイクを取り揃えているので、「何でもいいから安く乗れればいいや」派よりかは「ちょっと乗って見たかったバイクあるんだよね」派にオススメかもしれません。

 トリシティ155は当然ながら155㏄なんですが、サキハマの本店&牧志支店のSEAでは125㏄の料金クラスで借りることが出来ます。 なので48時間で税抜6330円でした。
 ただし、オプションの車両保障免責の金額は250㏄クラスの料金となり、それに加えてジェットヘルメット2日レンタルを入れてトータル税込11063円と、やっすいレンタカー並みの値段になっちゃいました。※補償金も250㏄クラスの10000円だった記憶(問題なくバイクを返却すれば戻ってきます)

◆ レンタルバイクとヘルメットショップ SEA ◆
住所:沖縄県那覇市牧志3丁目15−50/ゆいレール牧志駅前、徒歩30秒
・本店の「サキハマ」でもレンタルバイク取扱あり

料金(125㏄クラス/税抜):3時間1920円~48時間6330円/以降24時間毎1920円など
・加入必須の免責保障制度(125㏄以上1日1000円)に加え、ほとんどの人が車両保障免責額の変更(48時間で3000円くらい?)に入るとのこと。
・ヘルメットレンタルあり(半ヘル/ジェッペル/フルフェイス各種有料)

営業時間:3月~9月…9:30~19:30/10月~2月…9:30~19:00
定休日:なし

HP:レンタルバイクのサキハマ

【訪問時期:2019年10月/最終更新:2020年1月】

★Googleマップで【レンタルバイクとヘルメットショップSEA】を見る★

「トリシティ155」に乗ってみました

 そして手続きを終えてようやく対面したトリシティ155。 前述の通りトリシティ125の軽2輪バージョンとなるので、外観や内装や車体サイズ等はトリシティ125と同等なはず。
 年式は不明ですが、トリシティ155が発売されたのは2017年以降なので古くても2年前の車体と、レンタルバイクではほぼ新車の部類でしょうか。

 またがってみると、さすがに前方の幅が広いなって感じがして、とても125㏄の車体とは思えないくらいの中型バイクなサイズ感があります。まぁ155だけど。
 PCXに乗ったことはないですが、おそらくPCXよりかは駐輪場とかに停める時に横幅を気にしてしまうかなと。 とはいえ、250㏄ビグスクと比べると明らかにコンパクトなのでそれこそ155㏄と言う排気量にふさわしいサイズなんだと思います。

 あと足つき性は意外にも少々悪いかなと。 GSR250では両足べったりな身長176㎝の僕でも、両足のかかとが少し浮くくらいになります。 先ほど言った通り横幅が広いからでしょうか、停車時には股の部分が広げられるようになってしまい、思ったほどべったり足が着きにくいです。

 装備は基本のメットインに加えて、スマホが入るくらいの小物入れとコンビニフックがあります。 PCXと違って足元はフラットなのは何かと便利かも?

 メットインは車体サイズの割にはやや小さめ。 フルフェイスも物によっては入らないかもしれません。
 また、メットインを開けるとLEDライトが自動点灯するのは良いんですが、しっかりカチッと音がするまで閉めないとLEDが点けっぱとなってバッテリー上がりになってしまうと店員さんから言われました。 それこそツーリング時にメットインに荷物を入れまくると意外としっかり閉まらない時があるので要注意。

街中~一般道での走りは良好。 唯一すり抜けが・・・

 さて、いざ走ってみるとさすが3輪バイクなのか、非常に安定した走り心地でした。 最初は前2輪の独特なフィーリングに違和感はあったものの、それさえ慣れれば普通のスクーターよりも安心して体を任せて運転できます。
 トライクのように完全自立ではないので赤信号では足で支えないといけないんですが、安定感は抜群で、雨が降ると滑りやすい沖縄の道路でも心配することなく走ることが出来ました。

 そんなわけで、トリシティ155で1泊2日沖縄本島一周というハードスケジュールをこなしてきたんですが、国道やバイパスや峠道のワインディングなどでもパワー不足を感じることなく快適に走ることが出来ました
 125㏄クラスのスクーターよりも力不足を感じることなく疲れも少なく、250㏄ビグスクより取り回しやすく小回りも効いたので、ツーリングと言う分野ではかなり便利なバイクでしょう。

 唯一欠点だったのが、すり抜けが(心理的にも)めっちゃしにくい事ですかね。 やはり両サイドに車輪があるので普通のバイクよりもすり抜け時に車輪が縁石にあたってしまう気がするので、普通の125㏄だったら行けてた幅でもトリシティだと躊躇してしまいます。
 そういう意味では数ある125㏄クラスのラインナップの中では街中での扱いやすさとしてはオススメできないかなと。

高速巡航は85~90㎞/hくらいがちょうどいい?

 せっかくの155㏄と言うこともあったので、沖縄自動車道も走ってみました。 まぁ沖縄自動車道は最高でも80㎞/h制限なのであまりでかい声では言えないんですけど、普通に周りの車の流れに乗るくらいの速度なら余裕で出せちゃいました。
 そもそもスピード出さない沖縄県民性なのか、沖縄自動車道の制限速度80㎞/hをやや下回るくらいのスピードが主流なので、なんなら追い越しをかけても大丈夫なくらい快適でした。

 ただ、さすがに100㎞/h以上で巡航するとなるとエンジンもかなり無理してる感がするので、少しエンジンに頑張ってもらって巡航するとしたら85~90㎞/hくらいがいいでしょうか。

 あまりスクーターで高速道路を走ったことは無いですが、車体の安定感は250㏄のビグスクと同じくらいどっしりと構えて走ることが出来ました。 これが同クラスの150㏄クラスのバイクだったらもっとふらついてたんじゃないかなと。

そのほか気になったとこ

ミラーが見えにくい。 これ、ネットで口コミを見ると結構見つけるんですが、確かにミラーがシェイプ過ぎて後方の確認がしにくかった。
(GSR250と比べて)段差などの衝撃が意外と伝わる。 これ、スクーターはそんなもんかとも思うし、逆にGSR250が衝撃吸収性に優れてるのかもしれません。 ただ前2輪故に、普通のバイクだったらギリギリ乗らなかった段差もトリシティだったら乗り上げたりするので、不意に感じる衝撃はあるかも。
スクリーンが意外と助かる。 これ、このレンタルバイクだけかと思ったらどうやら標準装備なんですね。 おかげで風の強い沖縄でもスクリーンの恩恵があったと感じています。
メットイン以外の積載能力性はほぼ皆無。 そのメットインもやや小さめですし、ツーリングロープやネットを引っかけられそうな部分はありませんでした。 DCソケット付きの小物スペースはあるものの、スマホ+充電ケーブルだけでも入れるのにちょっと難儀します。
 ただし、足元フラットなのに加えてコンビニフックがあるので、小さいバッグ程度なら平気で引っかけられるのがかなり助かりました。
観光地の駐車場に停めてたら外国人観光客に動画撮影されてた(笑) やはり前2輪バイクはまだまだ物珍しいらしい?

 ・・・そんなわけで、数ある125㏄&150㏄クラスの中であえて3輪バイクを選ぶメリットは?って言われると納得できるほどのメリットは思い浮かばなかったんですが、でも人生長いバイク歴の中でこういうバイクを乗った期間があってもいいんじゃないかなと思えるくらいには楽しいバイクでした。
 少なくとも今回のようなレンタルバイクと言う機会では、あえて乗ってみるチャンスとも言えるので、レンタルバイクツーリングをしてみるなら試してみてもいいんじゃないでしょうか。