今や日本最大レベルの「レトロ自販機」の聖地!
昭和~平成初期にはそこらのドライブインやゲームセンターなどにあったレトロ自販機。 ラーメンやハンバーガーなどの食品系の自販機は今や絶滅危惧種となっているんですが、わりかし埼玉県や群馬県を中心に生き残っているレトロ自販機が点在していて、レトロ自販機を懐かしむ人や一周回って初めて目にする若者の間で人気再燃の観光地みたいになっています。
そんな中、相模原にはレトロ自販機の聖地とまで言われているレトロ自販機の集大成的なスポットがあります。
いや、相模原に引っ越す前(2017年初め頃?)から相模原にレトロ自販機が多数設置されたってニュースは見たことあったんですが、近場に引っ越しすぎた故に「いつでも行けるからいいか~」って放っといたら早3年が過ぎてしまいました。 それじゃダメじゃんと小腹を満たしがてら立ち寄ってみました。
通称「村富線」とも言われている県道507号線から「焼肉屋でん」がある交差点を「当麻」方面へ、100mほど進むと左側にずらりと並んだレトロ自販機と砂利の駐車場が見えてきます。
お店の名前は中古タイヤ市場。 その名の通り、中古タイヤやホイール専門の販売、整備が本業で、レトロ自販機はどちらかというとオーナーさんの趣味といった扱いで運営しているそうで、元々は整備中の待ち時間の時間つぶしにと、レトロ自販機を設置していったらこんな風になったとかテレビで言ってた(気がする)
今や日本一レトロ自販機が充実している”聖地”としてテレビなどで紹介され、連日多くのお客さんが立ち寄っています。 レトロ自販機の定番ともいえるそば・うどん自販機は計4~5台設置。 ラーメン自販機ももちろんあり(300円~400円)
そんな中でまずは麺類を食べたいと思ったので、ラーメン 300円を食べました。 チャーシューが意外としっかりとチャーシューぽいのと、予想通りのあっさり醤油味なスープが安心できる味で良かったです。 ちなみにチャーシューメン400円もあります。
そしてもう一つのレトロ自販機名物がこのハンバーガー自販機(各280円)。 そしてややレア度が高いトースト自販機(各300円)。
ハンバーガーを食べてみたんですが、ニキシー管のタイマーなのがまたすごい。 っていうか現役のニキシー管をまじまじと見るのは初めてかも。
1分ほど待って完成。 しっかり触ってられないくらいにアチアチで、外箱に入った状態で出てきます。 大きさはかなり小さめ。
要はレンチンタイプのハンバーガーなので中のハンバーガーはかなりフニャフニャ。 お味はまぁいけるんですが、単純なコスパであれば某マクドのほうが味も大きさも上です。 …が、まぁそう言う事では無いんだなって思える味わいがあります。
そしてコンビーフ味のトーストサンドも購入。 こちらは専用のアルミホイルに包まれた状態で出てきて、こちらもアチアチなので専用のトングを使って取り出します。
こちらはレンチンではなくオーブンで焼きあげている?タイプなのでしっかり焦げ目がついていてサクサクしていて上手い! パニーニに近い薄さのトーストサンドですが、コンビーフもしっかり入っていてこれで300円なら満足。
他には、トースト以上にレア度の高いお弁当&お惣菜の自販機(280~350円)もありました。 ニチレイの冷食自販機ならよく目にしますが、それ以外の弁当&惣菜自販機となると非常に貴重です。 次行ったらこれを食べてみようかな?
他にもなかなか手に入らなさそうなお菓子屋缶ジュースやアイスがある自販機や、カップ麺の自販機。
カップ麺とかこのタイプのアイスの自販機とか子供のころスケート場にありましたねー。
瓶コーラの自販機ももちろんあります。 これも子供のころ酒屋の前に置いてあって、学校帰りに買って機体と一体になってる栓抜きで抜いて飲んだものです。
レア度は低いかもしれませんが普段は見かけなさそうな飲料系の自販機や・・・
お菓子の自販機もかなり充実しています。
ボンカレーの自販機も気になる!けど普通にボンカレーの味なんだろうなと思ってしまい却下(笑)
中には初めて見たかき氷の自販機もありましたがあいにくメンテ中でした。
あとは割と新しめの自販機で駄菓子やおもちゃや小物雑貨類も販売していて、もはや何でもアリな自販機もあります。 うまい棒などもあって10円から数百円まで商品の種類も値段も様々です。
最後に、ざっと見て気になったポップコーンの自販機でポップコーン(各150円)を食べて締めにしました。 何気にパンの缶詰も販売中(各350円)
何やらアップテンポなミュージックが流れつつ数分待って完成。 こちらも専用の紙袋に入った状態でご登場。 ハンバーガーもポップコーンも絶滅危惧種なのに専用の外袋とかちゃんとあるんですね。
中はしっかり焼き立て弾きたてのホクホクなポップコーンで、某夢の国のポップコーンに負けず劣らず美味しさでした。
そんなこんなでいろいろと食べまわったりしてると軽く1000円超えちゃうので以外にも?コスパはよろしくないんですが、非常に貴重な体験ができるのでプライスレスな名所と言っていいでしょう。
一応24時間営業ですが、麺類やお弁当類などは売り切れの可能性があるのでわりとタイミングによってはお目当ての商品が無いかもしれません。 それでもこれほどまでのラインナップがあれば何かしら気になるものが見つかるかも?
◆ 中古タイヤ市場 自販機コーナー ◆
住所:神奈川県相模原市南区下溝2661−1料金:駄菓子10円から軽食250~400円台がほとんど
※自販機コーナーには両替機がありません。1000円札が使える自販機も数台ありますが、100円つり銭切れランプが付いてる事がほとんどなので、あらかじめ100円玉10円玉は準備して行ったほうがいいです。
バイク駐輪場:自販機コーナー前に駐車場あり(無料、四輪と共用/砂利&ぬかるみに注意)
営業時間:自販機は24時間(売り切れ次第終了の自販機もあり)
・本業の中古タイヤは9:00~19:00/無休
HP:中古タイヤ市場
【訪問時期:2019年11月&2020年4月/最終更新:2020年5月】
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