香港で人気の「マオツァイ」が1000円未満で食べられるお店
ちょっと久しぶりに渋谷をブラブラしてた訳なんですが、せっかくの渋谷なので新規開拓も兼ねて行ったことないお店を攻めてみようかと思いまして、渋谷駅から109を超えて道玄坂を歩いています。
今回のお目当てはこちら、烏蠅館(ウインカン)渋谷店でございます。 ハチ公前からだと徒歩5分くらいの位置にある雑居ビルの1階にあります。
ちなみに「渋谷店」とありますが、ザっとネットで調べた限り日本ではこちらの1店舗だけっぽいですかね?
どうやらウインカンは香港で人気ナンバーワンの「マオツァイ(冒菜)専門」のお店らしく、ここ渋谷店が日本初上陸ということ。
ワタクシ中国は中学の頃に旅行で行ったきりなので中国料理はよくわかりませんが、マオツァイ自体は四川発祥の麺料理で、自分で好みの具材をやスープを選んで食べるスタイルらしいですね。
何はともあれ食べてみなきゃわからないという事で行こうとしたんですが、なんというか、どことなく入りにくい感じな入口でして、営業しているのか…とちょっと思ってしまいました。 や、入口のネオンはキラキラしてたのでやってるんでしょうけど。
ちょっとビビりつつも入ってみたらすでに店員さんがスタンバイしていて、丁寧に座席まで案内してくださいました(笑)
店内の雰囲気、メニューなど
店内は奥に長くて意外と広めの客席がありました。 が、夜7時前頃の訪問にも関わらずお客さんの姿は予想外に少なくて驚きました。
口コミ的には良さげな評価も多くて人気だと思いましたが、あまりの客の少なさはちょっと心配。
ですが、お店に入った瞬間、何とも言えない独特な香辛料の香りが店内に充満していまして、かなりガチな中華料理店なんじゃないかと期待できました。
なんでしょう、台湾に行った時も独特…というか八角らしき匂いはそこら中からしていましたが、それとは違う別の匂いですね。 で、メニューは先ほど話した通り「マオツァイ」がメインでして、テーブルにこのような自分で書くオーダーシートがあるので記入して店員さんに渡すスタイル。
麺の種類・スープの種類・無料トッピングの有無・有料トッピングの追加などが選べます。
スープは主に4種類あり、激辛系の麻辣スープやあっさりオリジナルスープ、酸辣湯風のスープにキノコスープがあり、麻辣スープは辛さの調整ができます。
まずベースのマオツァイが750円からと非常にリーズナブルな上に、トッピング各種も70~190円と小刻みな値段設定なので追加しやすいですね。
麺の追加も100円でできるそうですが、2種類の麺にマルしたら2種類の麺がミックスされるって事? と言うか、同じ麺で大盛りにする場合はどうやってマルを付ければいいのかよくわからず(聞けよって話だけど)
とりあえず今回は様子見という事で、こんな感じにして店員さんを呼んで渡しました。
ちなみにマオツァイ以外にも380円均一で一品料理も豊富に揃えているので、普通に居酒屋感覚で行くのもアリかと思います。
マオツァイ750円+エリンギ70円
割と早めに届いたのがこちら、マオツァイ 750円+70円トッピング1つで計820円。
細かなオーダーは「麻辣赤スープ(小辛)/ビーフン/パクチー無し/エリンギ(70円)追加」です。 デフォルトでパクチーが付いてくるので、苦手な方は「パクチー無し」にチェックを忘れずに。
オーダーシートが細かくて、初見ではどれがいいのかわからなかったんですが、とりあえずスープは一番人気っぽい麻辣赤スープで攻めてみました。
んー、店内に漂っていた独特な香辛料の匂いがさらに強くなりまして、これがかの言うマオツァイというものなの、ちょっと期待が高まります。
まずスープですが、麻辣赤スープの中では一番辛さ控えめの「小辛」にしましたが、それでもかなり辛いです。
多分一般レベルの辛さ耐性のワタクシですが、何とかギリギリ…美味しく食べられる限界の辛さだと感じました。 ちょっとイキって中辛だの大辛にしなくてホントに良かったと思いました(笑)
って訳でかなりガチめな麻辣赤スープなので、辛さが少しでも苦手な方はオリジナルかキノコスープがオススメかと。
麺も何がオススメなのか謎だったのでビーフンを選択。 うん、細くてツルツルしたビーフンでして、特に申すことなく。
ベタに「ラーメン」にしてしまうか、ちょっと珍しげなさつまいも春雨にした方が良かったかも。
量も一般的なラーメンと比べると7割程度の麺量だったので、おやつ代わりに飲むスープのようなものなのかもしれませんね。 食事として食べるなら100円で麺追加した方がよさげです。
70円で追加したエリンギもゴロっと2~3切れ入っていて、麻辣スープに合う食材かなと。 ちょっと冒険してアヒルの血とか牛センマイにしても良かったかもしれませんが、まぁエリンギなら何でも合うんじゃないかな?
感想・良かった点/気になる点・詳細など
そんな訳で多分”人生初マオツァイ”を堪能できまして、ガチめな香辛料の香り漂う麺料理と自由度高いカスタム性が非常に気に入りました。
レジ横にハッカがありました
今度行く時があれば、おそらく辛さのないキノコスープが気になりましたし、もうちょっとトッピングで冒険してみたいですね。
ちょいと夜の割に客の入りが少ないのが気になりましたが、多分ガチめな「マオツァイ」が食べられる貴重なお店だと思うので、ひと時の香港気分(四川気分?)を味わってみてください。
◎オーダーシート式で種類豊富な麺・スープ・トッピングが選択できる
◎通し営業でランチもディナーも同じ価格、同じメニューが頼める
〇夜でも空いている確率が高い(かも)、席数も意外と多い
・激辛好きは麻辣赤スープがオススメ
△入口がなんとなく?うっそうとしていてちょっと入りにくい雰囲気
△通常サイズの麺量は控えめ。麺追加して1人前のラーメンくらいかと
・独特なオーダーシステムなので初見だと戸惑うかも、オススメがわかりにくい
・当然だけど駐車場&駐輪場なし
・現金のみ
料金:マオツァイ750円、各種トッピング70円~190円など
バイク駐輪場:無し
当ブログの「渋谷駅周辺の無料時間あり・大型バイクOKのバイク駐輪場一覧」を参照
営業時間:11:00~21:30
定休日:年中無休
HP:食べログ/烏蠅館(ウインカン)渋谷店(公式)
HP②:X(Twitter)/ウインカン烏蠅館 渋谷店
【訪問時期:2024年11月/最終更新:2024年11月】
★Googleマップで【烏蠅館(ウインカン)渋谷店】を見る★