「おしゃまんべ」のジンギスカン定食　【神奈川県相模原市】

ジンギスカン界の二郎？ ヤサイマシマシなジンギスカン定食が有名

　相模原市のJR上溝駅からバイクで２分ほど走らせたところにあるおしゃまんべと言う食堂に行ってきました。
　お店は国道16号線とも129号線バイパスとも離れている上、のどかな住宅地を結ぶ何ともない道沿いにあるので、地元の人じゃないと滅多に通らない所にあります。

　そしてどう見てもそこらにある小さな食堂。　何も知らなければ確実にスルーしてしまう外観がマイナー感を増しています。　しかし、ここのジンギスカン定食はまるで二郎並みに迫力満点の定食を出すということで行ってみました。

　店内は外観通りのいかにも古くて小さな食堂と言った感じ。　ですが、きれいに清掃してあるし店員さんたちの接客の良さや元気な掛け声は、中々個人経営の食堂では見られない活気ある接客でした。

　ランチメニューは無く、壁に貼ってあるメニューから選ぶ形式。
　さすが「おしゃまんべ(長万部)」と言う店名だけあって、北海道ならではの定食や一品料理が多いです。　2018年の地震で大きな被害が出た鵡川町名産のししゃもがあったのがちょっと驚き。

　そしてお目当てはこちら　ジンギスカン定食 880円です。　ごはん、みそ汁、日替わり小鉢、漬物付き。　ごはんはおかわり自由です。

　ラーメン二郎を連想させんばかりの大盛りのモヤシタワーが！
　いやいや、羊肉もそこそこの量が入ってるんですが、モヤシの量がインパクト過ぎてあんま目立ってません。

　このジンギスカンをポン酢ベースのタレに漬けて食べます。　羊肉は独特な臭みはほとんど無くてかなり弾力があります。ラムなのかマトンなのか不明ですがしっかり歯応えを感じるお肉です。　それよりも後半からモヤシを食ってる感がハンパないです(笑)
　ちなみに、ジンギスカンは調理済みの状態で出されるのですぐに食べられます。

　小汚い食後の写真で恐縮ですが、実はこういう一人用ジンギスカンプレートになっていて、中で固形燃料で暖めている仕組み。　ラーメンどんぶりのように奥までモヤシ＆羊肉って訳では無いのでこれくらいのボリュームでも成人男性なら平気で食べられます。

　食後のコーヒーがサービスで付いてくるのも嬉しいです。

　ジンギスカン定食に関しては中々美味しかったけど、結局は見た目インパクトだけかなと。　モヤシの量が多すぎて、ジンギスカンを食いに来たのかモヤシ炒め食いに来たのか自問してしまう瞬間がありました。　しかし1000円以下の定食を食べたい時にここに行くのは全然アリだと思います。
　他にも銀ダラ味噌定食 770円もジンギスカンと並んで名物メニューだそうですし、こういう個人店ではオーソドックスな豚生姜焼き定食820円も気になるところ。　次回来た時はどちらか頼んでみようかな？