走りと景色を楽しめる岩手~秋田間の観光道路
八幡平アスピーテラインは岩手県八幡平市国道282号(又は東北自動車道松尾八幡平IC)から秋田県仙北市を経由して鹿角市国道341号線までを結ぶ観光道路です。
10月上旬頃から中旬頃までは紅葉の名所として、4月中旬の開通後からしばらくは「雪の回廊」の名所としても有名です。
僕は秋田県側から岩手県に向かって走りました。
アスピーテラインの道はややタイトなカーブも少しあるものの、路面の状況は良くて全体を通して走りやすい道です。
紅葉や雪の回廊などの一部シーズンを除けば交通量もそれほどではないので、快適に走れる峠道として東北定番ツーリングの1つとして知られています。
秋田県側からアスピーテラインを走ってしばらくすると松尾八幡平ビジターセンターが見えてきます。【地図】
ビジターセンター内には八幡平の四季の変化やハイキングコースの紹介、高山植物や昆虫などを紹介していたりとかなり大きめの施設になるので、道中貴重な休憩ポイントとして便利です。
ビジターセンターの向かい側には八幡平では最大の沼の大沼があったり・・・
ビジターセンター裏側の散策道をちょっと歩くと泥火山と呼ばれる小さな火口を見ることが出来ます。
特に泥火山周辺は硫黄臭く、至る所でポコポコとガスが噴出していて、他の火山ではあまり見られない貴重な場所です。
ビジターセンターから一気に駆け上がっていくと次第に視界が開けて周囲の山々を見渡せるようになります。
峠の県境より1㎞ほど秋田県側にある大深沢展望所からの景色【地図】
そして八幡平アスピーテラインの県境かつ最高地点となる見返峠には有料の駐車場とレストハウスが整備されています(バイク100円)【地図】
この駐車場からすぐ向かいに山頂まで歩ける登山道が整備されていて、山頂まで20~25分程度で行けるので軽装でも気軽に山頂まで歩けるそう。 けど、体力と時間的にちょっと歩いただけでスルーしちゃいました(笑)
八幡平の山頂には八幡沼をはじめ大小4つの沼があり、それを回るように散策道が敷かれているらしい。 意外と気軽に山頂に行けるそうなのでせっかく100円の駐車場代払ったなら行くべき?
他にも駐車場内にちょっとした展望台があって、そこからの景色も抜群に良いです。
山肌に沿うように続くアスピーテラインの道筋も見えます。
岩手県側の峠道も走りを楽しめるくらいのカーブの連続で走りやすかったです。 道中には廃墟マニアでは非常に有名な松尾鉱山団地跡も近いので合わせて寄って見るのもいいでしょう。
◆ 八幡平アスピーテライン (県道23号線) ◆
案内:秋田県側…国道341号線から県道23号線へアクセス。「八幡平山頂」「アスピーテライン」と案内板あり。
岩手県側…国道282号線から県道23号線「八幡平」方向へ。又は東北自動車道松尾八幡平IC下車後、県道45号線「八幡平」方向へ。料金:通行無料
バイク駐輪場:道中数ヶ所あり。県境の見返峠駐車場のみバイク100円。他は無料
該当距離:約25㎞(アスピーテライン区間のみ)
交通規制等:冬季閉鎖(11月中旬~4月上旬頃まで)
HP:岩手県観光ポータルサイト/八幡平アスピーテライン
【訪問時期:2017年9月/情報更新日:2020年11月】
★Googleマップは本文中に各スポットの地図をリンクしています★
◆【東北地方】の記事一覧へ戻る◆