ライン下りでも有名な秩父観光定番スポットの1つ
長瀞岩畳(ながとろいわだたみ)は荒川上流にある渓谷で、隆起した結晶片岩が大規模に広がっていることから「岩畳」と称されています。
岩畳が形成されている一帯は「長瀞」として国の名勝及び天然記念物に指定されています。
秩父観光では定番中の定番の景勝地として有名なので連日多くの観光客がやってくるスポットとなっています。 長瀞岩畳の最寄り駅である秩父鉄道長瀞駅周辺は売店やレストランや青果店などが並び、ザ・観光地っぽい町並みが。
長瀞駅からだと歩いて3分くらいでしょうか。 長瀞岩畳が広がる荒川河川へ着きます。 夏休み期間とは言え平日に寄ったんですがかなりの観光客が。 夏休みの土日などのシーズン時は周辺駐車場も結構混雑するかと思われます。
荒川の西岸側はその名の通り、平べったい岩礁地帯が広範囲に続いていて本当に岩畳のようになっています。
所々は岩畳が隆起していて絶壁のようになっている地帯も。 このように広範囲に結晶片岩が岩畳のように広がっている事は地質学的に非常に価値が高く、「日本地学発祥の地」と言われるようになったそうです。
NHKの「ブラタモリ」とか見てると結構地学に関する話とかあるので個人的に好きなんですけど、そういう地学とか好きな人には、結構深く長瀞の渓谷を観賞できるんじゃないかなと思います。
景勝地としては、先ほど言った通り平坦な岩礁地帯が多いのが特徴的ですが、地質学的なことを除くとこのくらいのレベルの渓谷は割と全国に点在していて、特別長瀞の渓谷が絶景!とまでは言えなかったかなぁと。
どちらかと言うと皆さん岩畳に腰を下ろしてのんびりと渓谷を観賞したり石遊びをしたりと、割とレジャーの休息地点のような感じでぶらついている感じでした。
観光散策と言うかハイキング・トレッキングな感じで立ち寄るんじゃなく、そこらに座ってくつろぐスタイルが長瀞っぽいですね。
まぁ景色もこれと言って変わり映えするわけでもないですし、東京近郊なら貴重な渓谷スポットなのは間違いないので、レジャー感覚で立ち寄るならアリかなと思います。 あと有名なのが長瀞のライン下りですね。 さすがにおひとり様ライダーで乗る気にはならないんですが、定期的にライン下りの船が流れてくるのもまた長瀞っぽいかなと。
秩父ツーリングの定番スポットの1つなのは間違いないので、1度は来てみるとのんびり楽しめるかと思います。
料金:散策無料
バイク駐輪場:長瀞駅周辺に有料の民間駐車場が点在。 中にはバイクOKの駐車場もいくつかあります。大体100~300円?車と同じ料金ならバイクOKの所もあるかと
ちなみに僕はこちらの駐車場【地図】を利用して、バイクは100円でしたがシーズンによって変動するのかもしれません
営業時間:特になし
所要時間:約40~60分
HP:長瀞町観光協会/名所
【訪問時期:2017年7月/最終更新:2022年6月】
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