確かに廃墟が目立つが、そういうのが好きな人には…?
鬼怒川温泉は日光市の今市駅より国道121号を北へ約10㎞ほど走らせたところにある温泉郷。 栃木県では那須・塩原温泉と並んで有名な温泉地です。
北関東有数の観光地である日光からさほど離れてなく、アクセス的に悪い訳じゃないハズなんですが、ここ数年鬼怒川温泉と言えば廃墟と言うイメージが根強くなっています。
実際、鬼怒川温泉のホテル群を見てみると明らかに廃墟らしき建物がいくつも視界に入ってきて、確かに他の温泉街と比べても廃墟ホテルの遭遇率は高いと感じました。 いやまぁ、写真右側のホテルのように営業しているホテルは館内の照明がついているのでなんとなくわかるんですが、明らかにガラスが割れていたり、異様に朽ちているホテルがパッと見渡すだけでも結構見かけるのでさすがに異様かなと。
それでも場所によってはホテルやお土産屋などが密集している温泉街らしい町並みも見られて、要所要所で賑わいを感じることもできました。
そんなわけで、別に今回は鬼怒川温泉に泊まるわけでもなく、ただちょっと寄り道したかっただけなんですが、鬼怒川観光と言えばどこに行けばいいのか?
よくわからなかったんですが、とりあえず滝見橋という歩行者用の吊り橋があったので立ち寄ってみました。
荒々しく岸壁が削られた鬼怒川の景色を見渡す事ができます。 と、同時におそらく廃墟であろうホテル群もセットで見ることができます。
ここまで廃墟だらけだとむしろ廃墟マニア歓喜のスポットでしょうねー。 温泉街にとってはマイナスイメージでしかないんでしょうけども。
滝見橋の西岸側には無料の駐車帯【地図】もあるので気軽に鬼怒川散策できるスポットの1つです。 滝見橋より約1㎞南へ進んだ所にある橋沿いには鬼怒子の湯と言う無料の足湯&手湯がありました。(営業時間:9:00~17:00) 足湯や橋からの見る景色も比較的廃墟の姿も少なく?元気な鬼怒川温泉の景色を見られます。 まぁ足湯のすぐ隣に巨大廃墟ホテルがあるんすけど。
鬼怒子の湯に行くにはちょいと歩くけど湯の街公園【地図】と言う所に無料の駐車場があるのでそこから歩くのがおススメです。
さて、せっかくなので鬼怒川温泉でお風呂に入ることにしました。 鬼怒川温泉には日帰り入浴可能なホテルや旅館がいくつもあると思いますが、日帰り入浴のみのシンプルな共同浴場としては公営の鬼怒川公園岩風呂があります。 鬼怒川公園岩風呂。 東武鬼怒川公園駅の裏側らへん、公園施設に隣接しています。
さすがにお風呂までは撮れないので休憩スペースまでですが、温泉は「アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)」。
加水無し加温のみで循環式で、無色透明で匂いもさほど感じず温泉らしさは薄いですが、お湯加減はちょうどいい~少し熱めくらいでした。
内風呂も露天風呂も広々としていて、ロビーの休憩するスペースや食堂もあり、施設の規模の割には結構充実していました。
そんなわけで数時間滞在した程度でしたが、一度は鬼怒川温泉宿泊メインで散策してみてもいいかな?と思いました。
散策するにしても、鬼怒川の東西を並行する道路沿いに若干台数ながら無料の駐車スペースが点在しているので、ツーリングがてら散策しやすいのも鬼怒川温泉の特徴かもしれません。
料金:日光市外在住…700円(日光市内在住…300円)
バイク駐輪場:施設前に無料駐車場/四輪と共用
営業時間:10:00~21:00(20:30最終受付)
※当面の間20:00(19:30最終受付)となります
定休日:火曜日(祝日の場合は翌日休み)/12月30・31日/6月第2火曜~木曜の3日間
【訪問時期:2020年3月/最終更新:2024年7月】
★Googleマップで【鬼怒川公園岩風呂】を見る★