都内の数少ない走りスポット
奥多摩周遊道路は東京多摩地域の山間部にある都道206号線の事で、昔から都内では非常に貴重な走りスポットとしてライダーの間で有名な道路です。
かつては有料道路だったこともあってか生活道路よりは観光道路の側面が強く、道中に店や民家は少ないですが、パーキングが数箇所点在しています。
道中から見る奥多摩の景色 この時期はまだ3月中旬頃。 山には雪が残り、道路も路肩に雪があったのでまったり走ったんですが、確かにウネウネ道の連続でついつい攻めちゃいそうな道でした。
今もおそらく都内で一番有名な峠道なのでシーズンには本気で走ってるライダーも多いと思います。 それだけにねずみ捕りや白バイも多いので注意。 基本的に快適な2車線道路が続いていて、それほどタイトなカーブも少ないので確かに走りやすい山道です。
道中にはいくつかパーキングがありますが、その中でも大規模なパーキングなのが檜原都民の森という森林公園の駐車場です。
ハイキングルートも整備された公園の駐車場ですが、休日ともなると休憩目的のライダーであふれています。
このような休憩を兼ねたパーキングはちょこちょこありますが、景色を一望できるパーキングは少なかったかなと。 基本的に景色を楽しむよりは走りを楽しむ目的で走るライダーが多いスポットですね。
峠を越えて奥多摩町国道139号に合流して奥多摩道路を走破。 国道139号沿いには奥多摩湖が広がっています。
そんな奥多摩湖に留浦の浮橋という通称「ドラム缶橋」なるものを発見したので試しに渡ってみました。 通称通りドラム缶風のブイによって浮かんでいる橋でして、見るからに面白そう。
いかだ船の上を歩いているかのような揺れ心地がたまりませんし、結構足元が油断できなくてかなりスリルのあるドラム缶橋でした。
同じく国道139号沿いにまったく同じ造りのドラム缶橋「麦山の浮橋」【地図】もありますし、せっかく奥多摩湖に来たなら周遊道路を走るだけでなくこういう所も行ってみると楽しめそうです。
★Googleマップで【留浦の浮橋】を見る★
(無料駐車場あり/通行無料/24時間通行可)
都民ライダーの定番日帰りツーリングスポットの1つでして、他県の人から見ても結構楽しめそうなポイントがそこかしこにあって意外と満足できました。
ただ、一時期は二輪通行禁止の話が上がったほどバイクの事故が多い区間なので、常時スピード違反の取り締まりを行っていますし、そもそも無理な走りは禁物なのでこれからもバイクが走れる道であるように安全運転で行きましょう。
料金:通行無料
バイク駐輪場:道中に数か所パーキングあり。いずれも無料
該当距離:約30km(奥多摩周遊道路全線)
通行規制等:夜間通行禁止(全車両・徒歩)
◆通行可能時間
4月~9月…8:00~19:00
10月~3月…9:00~18:00
・都民の森~九頭竜橋の区間は通年5:00~21:00まで通行可
【訪問時期:2011年3月/2020年8月/最終更新:2022年10月】
★Googleマップで【奥多摩周遊道路(都民の森)】を見る★