台中はデカい角煮が乗ったルーローハン「爌肉飯(コンロウハン)」が主流
台中駅近辺と宮原眼科も一通り巡ったので、せっかくなら台中でご飯にしようとバスに乗って移動します。
バスに乗ってと言っても2区間くらいしか乗車しませんでしたが、台湾の路線バスはメチャクチャ安くて例えば台中なら10㎞まで15元均一(悠遊カード等IC払いの場合)、日本円で65円程度で移動できてしまうので活用しない手はありません。
そんな訳でサクッと着いたのがこちら、臺中第二市場という屋内市場でございます。
その名の通り台中を代表する屋内市場の1つですが、この市場の入口には3軒の魯肉飯メインの食堂が隣り合ってお客さんを奪い合って(?)います。
食堂の奥に市場らしきエリアとなっていましたが、すでに昼過ぎとあってか店じまい後で閑散としていました。
そんな閑散とした市場内で際立って行列ができていた人気店がこちら、山河魯肉飯でございます。
第二市場の入口入ってすぐに見えるのが山河魯肉飯。 通路の両側に山河魯肉飯の看板がありますが注文と料理の受け取りなどは右側で、テーブルが通路を挟んで両側にあるので席数はそこそこ。
メニュー写真撮り忘れちゃったんですが、店名通りルーローハン(魯肉飯)が看板料理のお店ですのでもちろん注文。 あとカウンター越しに見えた青菜炒め的なのが美味しそうだったのでそちらも注文。
ちなみに注文方法はレジカウンターで口頭で注文する形で、日本語は通じないのでメニュー表を指さすなりスマホで写真か文字を見せたりしてなんとか注文しました。 青菜に至ってはカウンター越しで指さしてコレコレ!ってな感じで何とか伝わりました(笑)
ってなわけで出てきた料理がこちら、魯肉飯 65元と青菜 小20元。 …ん?これが魯肉飯??
台北で食べたルーローハンと違って、こちらのルーローハンは巨大な角煮がドーンと乗っかっています。
後々調べてみるとどうやら台中はルーローハンの上に角煮を乗っけた「爌肉飯(コンロウハン)」が主流だそうで、他の食堂だとちゃんと「爌肉飯」と表示されているお店がほとんどですが山河魯肉飯に関しては「魯肉飯」が角煮を乗っけた「爌肉飯」ということですね。
メニューには他にも「肉燥飯(45元)」があって、こちらは角煮が乗ってないバージョンとなるので実質肉燥飯が魯肉飯ということになります。 で、お味ですがロケーション的に地元向けの味付けで八角とかクセのありそうな気がしたんですが、意外にも台湾独特なクセが無く食べやすい味付けでした。
一見脂身多そうな角煮もよく煮込まれていて無駄な脂はほぼ出し切ってる感じでして、箸でホロホロと崩れるくらい柔らかくなっていました。
ただ、さすがに角煮に対してごはんが少なすぎたので結局、ごはん単品(15元)を追加注文しました。
魯肉飯は大・小といったサイズ分けはされてなかったのでこれがスタンダードなサイズなんですが、大盛りとかも注文で来たのだろうか??
標準だとご飯の量がやや少ないので出来るんだったら最初から大サイズを、無理そうならごはん単品も注文しちゃった方が良いかもですし、行列で追加注文がめんどいならご飯だけ別の店で頼むという手も無くは無いかと。 青菜は空心菜の炒めかな? こちらもちょうどいい味付けに仕上がっていまして、やはりごはんおかわり不可避でございました。
そういえば横浜中華街をぶらついたときに角煮と煮卵が乗っかった丼ものを「魯肉飯」として出してるお店が結構あって「これが魯肉飯な訳ねーだろ」って内心ツッコミ入れてましたが、台中の魯肉飯と言うか爌肉飯をイメージしてるというならあながち無くはないのかも。
とりあえず追加のごはんも込みでトータル100元で美味しい台中メシが食べられたので大変満足できました。
・・・しかしまぁ今回の旅は、ナンチャラの一つ覚えみたいにルーローハンしか食ってねぇな俺と思い返す3日目でした。
・台中駅よりバスまたは徒歩15分ほど
料金:魯肉飯65元・肉燥飯(角煮無し)45元・青菜小20元など
営業時間:5:30~15:00
定休日:水曜日
【訪問時期:2023年3月/最終更新:2023年9月】
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