三遠南信道の延伸でアクセス向上!
愛知県新城市の「四谷の千枚田」から国道473号と151号、そして三遠南信道を経由して静岡県の佐久間ダムを目指します。
佐久間ダムは浜松市の北部の山間にあるダムでして、これまでは愛知県側から国道151号と県道1号線を、もしくは浜松市側から152号をひたすら北上するルートがあり、どちらも市街地方面からはやや距離と時間がかかるスポットでした。
ただ、2026年3月に三遠南信道が一部開通したことにより、東名高速や新東名高速から、佐久間ダム近くの佐久間川合ICまで直結で繋がったため、佐久間ダムへのアクセスが大幅に改善しました。
しかも三遠南信道の区間は全区間無料で通行できるので、並行する国道151号の大幅なショートカット道路としても使えます。
そんな訳で佐久間ダムに寄り道感覚で行けるようになったので行ってみました。
佐久間ダム。
そもそも佐久間ダムは天竜川本流に作られた高さ155mの重力式コンクリートダムでして、国内8位の貯水量を誇ります。
1953年着工、1956年竣工と約3年半という驚異的なスピードで作り上げた点や、大型機械を駆使した大規模ダム建設の金字塔として、日本の土木技術を一気に飛躍させたダムとして知られています。
ダムの堤防上は県道1号線となっており、ちょうどダムを挟んで静岡と愛知県境となっております。
広大な貯水量を誇る天竜川水系の佐久間湖。 周囲はダム施設以外何もないようなロケーションなので静かでゆったりとした時間が流れます。
屋内施設の「佐久間電力館」もあり
さて、佐久間ダム沿いの坂道をちょっと登ったところに「佐久間電力館」という、佐久間ダムについて知ることができるちょっとした資料館があるので行ってみます。
バイクは車両進入禁止の立て看板の直前まで行くと駐輪場があります。
ロケーションを考えるとこれほど山奥にもかかわらず立派な資料館があるあたり、佐久間ダムの人気の高さがうかがえます。
館内は小規模ながらも、それぞれのジャンルごとにコーナーが別れていて結構本格的。
で、ありつつボタンを押して説明を聞いたり磁力を発生させて金属で積み木のように遊んだりと、小学校の社会科見学のように遊びながら学習できるコーナーがあって、こういう平成初期っぽい科学館みたいなの個人的に好きです(笑)
佐久間ダム周辺の岩肌を実際に展示されてるなどリアリティな展示方法もあったりと、小規模ながらも見どころがたくさんありました。
電力館屋上には佐久間ダムを一望できる展望台もあり
館内施設をひと通り見て終わると、屋上の展望台に出てくる流れとなるので、せっかくなら展望台に行ってみましょう。
屋上の歩道を伝って進んでいくと東屋付きの展望台があります。
展望台からは先ほど眺めた佐久間ダムの全容がハッキリとわかります。
ダムの上流と下流の水量を見ると一目瞭然。 これだけ大量の水を受け止めている佐久間ダムの力強さを感じます。
間近で見る佐久間ダムの巨大さも良いですが、やはりここから見る佐久間ダムの全景が一番きれいでしょうか。
周辺の緑あふれる山奥の景色と、ダム湖の景色も一望出来て意外と良い展望台でした。
その他/良かった点・気になった点
そんな訳で多分幼少期ぶりに訪問してみた佐久間ダムでして、意外と大規模で見ごたえのあるダムだったのでツーリングの寄り道ポイントとしては最適かもしれません。
今では我が拠点、相模原の近くに宮ケ瀬ダムと言う同規模のダムがありますが、また違う楽しみ方と言うか歴史の古さと言うか趣きがあったのはやはり佐久間ダムかなぁと。
三遠南信道延伸によって東西移動のツーリングでも、ちょっと時間をかけた寄り道感覚で立ち寄ることも可能になったので、ダム好きの方なら1度は行ってみてほしいダムでございます。
◎日本の土木技術の歴史上重要なダム
◎佐久間電力館併設で無料で見学できる
〇三遠南信道延伸によってアクセス向上!
・周辺は何もなく、秘境感あり
・夏は40℃近くに迫る猛暑として有名な町。要水分持参
(電力館内に自販機あり)
・三遠南信道 佐久間川合ICより県道1号線を走って約5分
料金:散策無料(佐久間電力館も無料)
バイク駐輪場(駐車場):佐久間ダム静岡県側に若干の駐車場、そのまま近くの坂を上り佐久間電力館方面に進むと駐輪場もあり(無料/【地図】)
営業時間(電力館):9:00~16:30
定休日:月曜日(8月は無休)・月曜が祝日の場合は開館、翌日休み・年末年始
HP:佐久間電力館
【訪問時期:2026年5月/最終更新:2026年8月】
★Googleマップで【佐久間ダム】を見る★


