こってりドロドロなのにお腹にやさしい?らーめん一作
関西在住時代は、職場からのアクセスも良かったので帰りによく立ち寄っていたらーめん一作。 今回帰省の際に数年ぶりに思い出のラーメンを食べることができました。 らーめん一作は茨木・寝屋川・高槻・門真の計4店舗展開していますが、訪れたのは門真店です。 大型パチンコ店に隣接しているタイプで、第二京阪側道の国道1号と国道163号の立体交差近くにあります。
一作のラーメンは「こってり・あっさり・あわせ」の3種類のスープが選べて、料金に応じてさらに濃い「濃厚こってり」などのスープもあります。
で、そのこってりスープとは「国産鶏と野菜を煮込み旨味を引き出した一作自慢の濃厚スープ!」とのことです。
そう聞くとまずイメージするのが、同じく関西発祥の天下一品ですね。 鶏ガラと野菜をドロドロになるまで煮込んだこってりスープが一作のラーメンと似通っています。 さらに「からしにんにく」や「からし味噌」など天下一品に行ったことがあるなら見たことあるような無料の薬味も一作にあります。
でも当然ながら会社の成り立ちも資本関係も天下一品とは関係なく、ラーメンの味も全く別物です。
そして注文したのは一作こってりらーめん 700円(税込) 写真じゃ保護色みたいになってるけどメンマも入っています。
上から見るとちょっと量が少ないような気もしますが、結構深めのどんぶりなので普通のラーメンくらいのボリュームはちゃんとあります。 っていうか食器といいメニュー表やHPのデザインといい、前よりちょっとオシャレな方向性にリニューアルしました?
しかしそれでもネギ入れ放題サービスは続いてくれてて嬉しかったです。 まぁ丸亀製麺のアレみたいに業務用の刻みネギなので鮮度とか風味は皆無ですが、薬味としてのネギは好き(煮込んだネギは少し嫌い)なのでいっぱい入れちゃいますね。
で、どうしても比べてしまう天下一品とのスープの違いなんですが、一作の方がドロドロしているのと野菜の甘みが少し強いかな?と思います。
骨の髄まで溶かしたかのようなザラっとした口当たりと、それでいて鶏白湯のような体に優しそうなスープ。
家系のような豚骨こってり系で胃がもたれてしまうような感じもほとんどしません。 まして背油をバカスカ入れて「こってり」だか言い張るラーメン屋は潰れて(略
ちょっと私情を挟みましたが、以前の一作のメニュー表だかHPに掲げていた「3回行けば病みつきになる」的なキャッチフレーズがあったハズなんですが、まさにその通りかなと? 1回だけ行っても「なんじゃこりゃ」ってなる可能性も若干ありそうな濃さです。
ただ、一作の麺はかなり特徴的で、なんというかスパゲティを茹でたかのようなツルツルプルプルなストレート太麺です。 あまりスープと絡まなさそうな麺で、良いか悪いかはともかくとして、他のラーメン店ではあまり食べたことが無いような変わった麺です。
天下一品のこってりラーメンが好きな人はこの一作のラーメンも好きになる・・・はず。 最近は天下一品も値上げしてややお高いラーメンになってしまったので、コスパ的にも一作のこってりラーメンはおすすめです。
・国道1号京都から又は国道163号奈良から行く際はパチンコ入口へ右折できないので要迂回
料金:らーめん(こってり・あわせ・あっさり)各700円、濃厚こってりラーメン、濃度に応じて780円~など
バイク駐輪場:一作店舗前やパチンコ店駐車場に二輪置き場あり(無料/自転車と共用)
営業時間:10:00~23:30(23:15L.O)
定休日:年末年始
HP:らーめん一作
参考HP:食べログ/らーめん一作 門真店
【訪問時期:2020年6月/最終更新:2020年7月】