【走】　飯田･伊那広域農道　★★★☆　【飯田市～箕輪町】

南信州を縦断する超ロング広域農道

　長野県南部には南信州フルーツライン,県道15号,伊那中部広域農道,伊那西部広域農道などを経由して、飯田市から伊那北部の箕輪町までを貫く超ロング広域農道があります。　道中では｢フルーツライン｣や｢花の道｣と書かれている区間もあります。

　中央道の西側と東側を縫うようにジグザグとした道筋ですが、全線を通して２車線道路なので併走する国道153号よりも流れがいいため、実質国道153号のバイパス的な位置づけになっています。

　そのため広域農道の割には交通量が多く、ロードサイド店が並ぶ区間もありますが、おおむね快適に南信州を縦断できる道路となっています。
　また、その広域農道から少し道を外れるとご当地名物の飲食店や観光スポットなども点在しているので、本当にツーリングに向いている抜け道だと思います。

　大体の区間では｢フルーツライン｣と言われるだけあって、果実畑が広がる景色を眺めながら走っていきます。　遠くにそびえ立つ中央アルプスや南アルプスも必見。

　国道153号は飯田線の各駅沿いに続いているので、そこそこ栄えた区間ばかり通る為ちょくちょく渋滞する区間が多い道路。
　国道153号を避けて、広域農道を走ったほうがずっと快適だと思います。