【撮】 妻籠宿 ★★★☆ 【南木曽町】

関東甲信越
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中山道の宿場町の風情を忠実に保存・復元

 妻籠宿(つまごじゅく)は中山道42番目の宿場町で、中山道としては長野県最後の宿場町で馬籠峠を越えた先にある岐阜県の馬籠宿(まごめじゅく)と並んで木曽路を代表する観光名所となっています。

 当時の宿場町として保存されている部分は全長700mほど。 妻籠宿より先はそのまま旧中山道(県道7号線)を下って馬籠宿までを歩くハイキングルートと続いています。

 木曽路の宿場町は他の地区の宿場町に比べて保存活動や復元活動が活発で、今も多くの古い町並みが残されていて風情が残っています。 写真中央にあるのは高札場(復元)。 江戸時代に幕府が定めた禁制や法度を記した官報掲示板で、常に人々の目に入る場所に掲げていました。

 妻籠宿のほぼ中心部にあるのが妻籠宿本陣(復元)です。 時間が遅かったので閉まってるけど・・・
 本陣は宿場町として制定されると大名や幕府役人などの権力者用の宿として、その町の有力な宿役人の問屋などの邸宅が指定されました。 妻籠宿では島崎氏が任命され、明治時代に至るまで庄屋を兼ねて本陣を勤めていました。
 現在の妻籠宿本陣は1995年に復元されたものです。 その本陣に準ずる建物が脇本陣と呼ばれる建物で、馬籠宿には「脇本陣奥谷」が当時のまま保存されています。

 観光要素の強くなった今でも宿場町の様相を色濃く残す旅館が点在していて、当時のままの建物の中で泊まることができます。

 馬籠宿と併せてこちらも休日にもなると観光客で賑わうところですが、ちょっと時間を外していくと比較的空いてると思うので、昔ながらの風景を味わいたいなら早朝か夕方以降に行くといいかもしれません。

◆ 妻籠宿 (つまごじゅく)
案内:国道19・256号分岐を256号へ下って約1.5km先。国道256号沿いに各駐車場あり
※妻籠宿内は10:00~16:00の間は車両進入禁止
料金:妻籠宿内散策無料/本陣・脇本陣・歴史資料館など有料(三館共通券700円など)
バイク駐輪場:町営第二【地図】・第三【地図】・中央駐車場【地図】にてバイク駐車可。いずれも1日200円
見学時間:宿場町内散策自由、各本陣・資料館共に9:00~16:45最終受付(年末年始休)
所要時間:約60分
HP妻籠観光協会
【訪問時期:2014年4月/最終更新:2021年8月】
★Googleマップで【妻籠宿】を見る★

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